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学生時代のバレンタイン、何もなかったはずが…… 強引にハッピーエンドが訪れる漫画にハートがキュッとなる
最初はよくある「悲しいバレンタインの思い出」ですが……。
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漫画家の矢寺圭太(@yaterakeita)さんがTwitterで公開した漫画、「バレンタインの思い出」が「ハッピーエンドなのにせつない」「心臓が痛くなった」など反響を呼んでいます。うん、これはつらい。
序盤は学生時代の矢寺さんがバレンタインデーに興味がないフリをしながらも、チョコをもらえるのではと少しは期待してしまう、そんな思春期の“あるある”が描かれます。しかし下駄箱や机の中を探ってもチョコはなし。そもそもクラスに会話をするような間柄の女子はおらず、「誰かが自分の良いところに気付いていないか」と机に突っ伏して願う、物悲しい描写が続きます。
もういい……! もう……休めっ! などと言いたくなる展開でしたが、最後のページで大逆転。「思い出して書いていたら暗くなったので」と、作者は漫画上で過去を改変してしまいます。その発想はなかった。
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かくして、矢寺さんがいい感じの女の子からチョコをもらうシーンに、「バレンタイン最高!!」と言葉を載せて漫画は締めくくられるのでした。事実が変わったわけではありませんが、こうして悲しい過去を引きずらずに今を生きていければいいのかなと、考えさせられた次第です。
画像提供:矢寺圭太(@yaterakeita)さん
(沓澤真二)
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