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「スリーブを斜めに切ると割れにくくなる」Twitterで拡散 トンボ鉛筆「食い込み防止の効果がある」

割れやすくて困ってる人に朗報。

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 スリーブを斜めに切ると消しゴムが割れにくくなる、というツイートが話題になっています。「なぜかわからないけど消しゴムのスリーブケース上部を斜めに切ると裂けて割れることがなくなった」と画像付きで投稿されたこのツイートは2万5000RT以上も拡散されることに。

(匿名希望のTwitterユーザーより)

 Twitterでは「早速試したい」「力が分散されるからかな」などのコメントが寄せられていますが、消しゴムの入っているスリーブを斜めに切るだけで、本当に消しゴムは割れにくくなるのでしょうか。消しゴム「MONOシリーズ」を販売するトンボ鉛筆に、そもそもなぜ消しゴムは割れてしまうものなのか、そしてスリーブを斜めに切ると本当に割れにくくなるのか問い合わせてみました。

 トンボ鉛筆によると、スリーブは柔軟性を補強して使用しやすくすることなどを目的として付けられているもの。しかし、強い力で消しゴムを使ったときにスリーブが消しゴムに食い込むことがあり、2005年からスリーブの4隅に「Uカット」と呼ぶ食い込み防止の加工を施しているそうです。

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2005年にUカットを採用していました

 トンボ鉛筆では「スリーブを斜めに切る」という対処法を実際に試してみたそうで、「斜めに切ることで(水平に比べて)、スリーブが消しゴムを覆う(ホールド)程度が多くなり、さらに自然に人差し指がスリーブの先端にかかることから、消しゴムにスリーブが食い込むリスクが少なくなるようです」と回答。ただし、カバーする範囲が大きいほうを下にして使うと効果が無いようです。

 トンボ鉛筆は「スリーブにUカットを行っているため、使い込んだ後はUカットのない側(尻の方)からカットしてくださいとお勧めしていますが、この提案も消しゴムを大事に使おうという心のこもったものだと思っています」ともコメント。消しゴムが割れやすいという方は、試す価値がありそうです。

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