“乗るだけ”でもらえるPASMOポイントサービス、東京メトロが「メトポ」開始 3月24日から
10ポイント=10円単位でチャージできる。
東京メトロは3月1日、PASMOを使った新たなポイントサービス「メトロポイントクラブ(愛称「メトポ」)」を2018年3月24日に開始すると発表しました。
メトロポイントクラブは、手持ちのPASMOで東京メトロに乗車すると運賃や電子マネーとして使えるポイントが貯まるようになるサービス。これまで、PASMO機能付きクレジットカード「To Me CARD」会員向けに同等のポイントサービス(メトロポイントPlus)がありましたが、今後、一般(記名、無記名)PASMOの利用者も対象に広げます。ポイントは10ポイント=10円単位でPASMOへチャージできます。
具体的には、事前登録したPASMOのチャージ金額を使って地下鉄に乗ると、乗車日数に応じた「通常ポイント(デイリーポイント、ホリデーポイント)」、1カ月当たりの乗車回数に応じた「ボーナスポイント」がもらえます。貯まったポイントをそのPASMOへチャージすることで運賃や電子マネーとして使える仕組みです。
デイリーポイントは1日1回3ポイント、ホリデーポイントは土休日の1日当たりデイリーポイントに加えて4ポイント(3+4で7ポイント)。ボーナスポイントは当月間に10回乗車するごとに10ポイント。定期券や一部企画券区間内での乗車は残念ながらポイント付与の対象外です。今後、朝ラッシュを迎える前の時間帯に乗車したらポイントがもらえる「オフピークポイント」も2019年春をめどに導入予定です。サービス開始を記念し、早期登録者に期間限定の入会ポイントを付与するキャンペーンも行います。2018年3月24日~5月31日の登録で500ポイントがもらえます。
サービス登録の手続きは2段階。まず、メトポのWebサイトか郵送で事前登録を行います。事前登録サイトは3月24日の9時にオープンします。続いて、東京メトロの各駅にある「多機能券売機」で本登録を行います。多機能券売機は日比谷線北千住駅、 中目黒駅、 中野駅、 西船橋駅、 代々木上原駅、 和光市駅、 半蔵門線・副都心線渋谷駅、 目黒駅を除く各駅に設置されています。
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