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ジャンプで『トリコ』作者が新作、今度は“住” 『BLEACH』作者も読切 『NARUTO』作者は新連載企画が進行中

50周年を迎える『週刊少年ジャンプ』、新連載や新作の発表会が行われました。

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 少年漫画誌『週刊少年ジャンプ』の4月23日発売号で、『トリコ』の島袋光年さんによる連載を見据えた新作読み切り『ビルドキング』が掲載されることがわかった。『NARUTO』の岸本斉史さんの新連載企画も鋭意進行中である他、『BLEACH』の久保帯人さんによる新作読み切りも春以降に掲載予定だという。

『ビルドキング』キービジュアル
『ビルドキング』ロゴ

 掲載計画は、3月5日に集英社で行われた「週刊少年ジャンプ50周年~その先へ~」で発表されたもの。『ビルドキング』(英表記:BUILD KING)は、『トリコ』で衣食住のうち“食”を扱った島袋さんが、今度は“住”をテーマに挑む作品。「快適な場所で暮らしたいといった根源的な欲求をどう描くのか。島袋先生らしいバトルやギャグ満載の魅力的なストーリーになっています」(中野博之編集長)

新連載3連弾企画「ジャンプライジング」

 またジャンプでは3月5日発売号から新連載を3週連続で掲載する企画「ジャンプライジング」を展開。“編集会議にて3作品とも全て連載が満場一致で決定”するという珍しい事態が発生し、「ジャンプという太陽がますます上昇(ライジング)することを確信している」という意味を込めて企画名が付けられた。

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 3月5日発売号では『呪術廻戦』(芥見下々)が連載開始。『ジャンプGIGA』で人気を博し本誌での連載が期待されていた、呪いを廻る戦いを描いたダークファンタジーとなる。作者は久保帯人さんに影響を受けており、「王道のバトル漫画として、『BLEACH』のようなジャンプを牽引していく作品になると期待している」と中野編集長は紹介した。

『呪術廻戦』

 3月12日発売号は『ノアズノーツ』(池沢春人)。剣道をテーマとした『クロガネ』、将棋を扱った『ものの歩』と、ジャンプでスポーツ漫画を手掛けてきた作者が初めて送る冒険“考古学”ファンタジー作品だ。3月19日発売号は『ジガ-ZIGA-』(原作:佐野ロクロウ、漫画:肥田野健太郎)。「怪物につぶされる」悪夢に毎夜悩まされる少年が、「夢は正夢であり、君は戦う運命なのだ」と謎の科学者に告げられるダークストーリーとなる。

『ノアズノーツ』
『ジガ-ZIGA-』

 週刊少年ジャンプだけでなく、集英社では全漫画誌を通して新連載を40連弾放つキャンペーンを実施していく。『週刊ヤングジャンプ』では『封神演義 外伝(仮称)』(藤崎竜)の短期集中連載、『テラフォーマーズ』(原作:貴家悠、漫画:橘賢一)の再開新連載、『グランドジャンプ』では『オリンピア・キュクロス』(ヤマザキマリ)など、人気作家による新作を控えている。

黒木貴啓

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