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もうハンドルは不要 フォルクスワーゲンが自動運転EVのコンセプトカー「I.D. VIZZION」を公開(1/2 ページ)
コンセプトカー「I.D.」シリーズの第4弾。(画像60枚超)
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フォルクスワーゲンは、2018年3月にスイスで開催された「ジュネーブ国際モーターショー」で、次世代EV(電気自動車)のコンセプトカー「I.D. VIZZION」を公開しました。
同社は、2025年までにアウディやポルシェなども含めたフォルクスワーゲングループ全体で50車種のEVを投入し、2030年までに全車種でEVまたはハイブリッド車にする方針を打ち出しています。その急速なEVシフトを見据え、同社の方向を示すコンセプトカーが「I.D.」シリーズです。
これまでフォルクスワーゲンは、コンパクトハッチバックの「I.D.」、SUV(スポーツタイプ多目的車)の「I.D. CROZZ」、マイクロバス型の「I.D. BUZZ」を公開。これらに続く第4弾となるI.D. VIZZONは、全長5メートル超の大型高級サルーン型としました。富裕層、家族層、ビジネスシーンの移動、送迎用途の需要を想定しています。
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前列、後列ともに各席が独立した構造の車内は、4名掛けのゆったりとしたシートレイアウトを採用します。また、完全自動運転が実現した将来を見込み、ステアリングホイールやペダルなどの物理的な運転操作系を廃しています。パワートレインには約301馬力(225kW)のモーターを搭載し、重量2トンクラスとなる車体を想定しつつも最大時速180キロで走行でき、665キロの航続距離を実現するとしています。
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