吉本興業がプロゲーマーチーム「よしもとゲーミング」発足 eスポーツ事業にガチ参入
他にもイベント・大会実施などを通じ、国内eスポーツ産業の創出を目指していくとのこと。
吉本興業は3月7日、都内で会見を行い、eスポーツ事業に本格参入することを発表しました。芸能事務所としては初となるプロチーム「よしもとゲーミング」の発足をはじめ、同社が持つノウハウやプラットフォームを生かし、さまざまな方面から国内eスポーツ産業の創出を支援していくとしています。
中でも中核となる事業が、プロチーム「よしもとゲーミング」の運営。現時点で発足が決定しているチームは4つで、その筆頭となる「よしもとデトネーター」では、プロゲーマーチーム「DeToNator」との協業で、外国人選手を中心にチームを編成。世界的人気ゲーム「Dota2」での優勝を目指していくとのこと。他の3チーム「よしもとエンカウント」「よしもとリバレント」「よしもとエクストラクター」は日本人選手が中心で、それぞれ「Overwatch」「Shadowverse」「ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT」をメインに活動していく予定。
また会見では、「ストリートファイター」シリーズを得意とし、お笑い芸人・格闘家としても活動するジョビンさんをはじめ、吉本興業初となるプロゲーマー3人も発表に。今後はさらにプロゲーマーの発掘・育成や、ゲーム実況に特化したタレントの育成、ゲーム番組への出演やゲーム実況配信、イベント・大会の運営なども行っていくとのこと。直近では、2018年8月にラスベガスで行われる「Evolution Championship Series 2018(EVO2018)に先立ち、招待選手選考イベントを開催予定。上位入賞者とは正式にプロ契約を結び、ラスベガスまでの渡航費や宿泊費などもサポートするとのこと。
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