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一発2億4000万円! オトコのお仕事「種牡馬」とは? 99%が童貞の「超格差社会」を勝ち抜いたエリート馬たちの世界(前編)(4/4 ページ)
究極の勝負の世界。
みんな「芦毛のメス馬」が好き!
急転直下の追い込みで人気を博した三冠馬ミスターシービー。彼が好きなのは芦毛のメス馬でした。芦毛を見ると竿の膨張度が違い、すぐに種付けできる状態になったとか。
彼だけでなく、全体的に「芦毛のメス馬はモテる」傾向があるのだそうです。人間にもモテやすい傾向があるように、馬にも「モテ馬」がいるのです。
筆下ろしは「おとなしいコで」がお決まり
馬の場合も“初体験”は大事です。例えばオルフェーヴルの筆おろし相手はポニーに分類されるハフリンガー種で、人間ならおっかさんと呼ばれる年齢で、落ち着いた馬が選ばれました。
オルフェにかぎらず、初めての種付けはメス馬に蹴られるような事故を危惧し、おとなしいタイプが選ばれるのが一般的なのだとか。
勝てば種付け、負ければ食肉行き
強烈すぎるエピソード満載で、「種牡馬……まさにオトコの夢……」などと感じた人も多いかもしれません。しかし、彼らの生涯はそんなに楽なことばかりではないのです。
記事後編では、決してバラ色とは言えない種牡馬の生涯についてご紹介します。勝てば種付け、負ければ食肉行き。究極の「勝負の世界」をご覧ください!
(辰井裕紀)
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