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HI-Cやサンキストの自販機を朽ち果てたように再現 精密なミニチュアが忘れかけた思い出を呼び覚ます

日常の中であまり気にとめられない物をミニチュア化。

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 Twitterで公開された、自動販売機のミニチュアがステキです。「HI-C」(コカ・コーラ社)や「サンキスト」(日本では森永乳業が展開)のロゴを全面に押し出した、近年めっきり見かけなくなったタイプが精密に再現されていて、ただただ懐かしい。

HI-Cの自販機。さびと退色の表現が素晴らしい
仕上げ前の段階でも、雰囲気はばっちり
サンキストの自販機も一緒に。ガムテープで補修しているあたりもそれっぽい
仕上げ前。よく見るとサンプルの缶も、ジョージアなどは昔のデザイン

 「そのへんにあるけど、あんまり気にとめられない類の物にいとおしさを感じる」と語る、タカツ(@sakatuca)さんの作品。ドリンクのサンプルまで作り込んだ造形もさることながら、さびついて動かなくなった状態を表す汚し塗装も見事です。これらを仮置きしたジオラマの写真も公開。未完成の段階ながら、古びた映画館の様子を表現しています。

自販機が風景に溶け込んで本物のよう。縁石の表現もリアルです

 タカツさんは他にも、電話ボックスや電柱、ガードレールなど、町で見かけるものをミニチュア化。地デジ化で使われなくなってきたVHFアンテナまで作り上げています。まとめていったら、いずれ小さな町の風景が出来上がりそう。

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手のひらサイズの電話ボックス
寄って見ると、電話帳やアダルトなチラシまで再現されていることが分かる
町の風景と自然になじむ電柱の模型
変圧器1つとってもこの作り込み
比較的新しいタイプのガードレール
地デジ化でほぼ不要となったVHFアンテナ。撤去されず残っているものはまだ見かけますね
画像提供:タカツ(@sakatuca)さん

(沓澤真二)

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