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誰でも描けるリアル背景、「爆発エフェクト」の描き方:漫画家直伝イラストテクニック(3)(2/3 ページ)
紙とペンを用意して、ぜひ試してみてください!
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早速紙とペンを準備していきます。前回まではボールペンや鉛筆のみで挑戦してきたこの連載ですが、今回は太さの違う水性ペンや筆ペンなど複数の筆記用具を準備しました。
早速紙に大小バラバラの円を描いていき、影となる部分を作っていきます。中央の円は小さすぎない方が良さそうです。
次に佐藤先生のイラストを参考に輪郭のペン入れをしていきます。一回だけなぞるのではなくて、ところどころ濃くしたり、薄くしたりしたりすると煙の質感が表現しやすい気がします。
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ベタ塗りは色むらが出ないように注意しながら大まかに太ペンで塗ってから、細部を細いペンで塗っていきます。また部分的に円の輪郭を筆ペンでシャッとするテクニックを駆使すると、スピード感が出せます。ただし、このテクニック、結構練習が必要なので、何度か別の用紙で練習してから本番に望むと良さそうです。
途中で紙を離してバランスを見てみると、なんだか中央部分が寂しい感じがします。そこでちょっと大きめの円を描いて描き足して影を大きくしてみると、良くなりました。完成です……!
実際に描いてみると、陰影のグラデーションのバランスがかなり重要なことが分かりました。特に筆ペンで線を引く際に力をすっと抜くのは少し練習が必要だなと感じました。
紙とペンさえあればすぐに試せるテクニックなので、ぜひみなさんもいろんな“爆発”を描いてみてくださいね。最後に佐藤先生による色々な爆発をご紹介しますので、ぜひこちらも参考に試してみてください!
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