ニュース

「夜に予定があるオーラを放つ」「先に上司を気持ちよく帰らせる」 KDDIが定時退社のプロ集団による「ビジネス帰宅部」を結成

まずこれが通用する環境作りを……。

advertisement

 定時で帰りたい会社員を応援する特設サイト、「#ビジネス帰宅部」をKDDIが開設しました。「帰り方改革」と題して、残業を避けて帰宅するためのスキルを動画で提案しています。

定時で帰ろうと奮闘する人たち

 残業を振ろうとフロアを回る、上司を中心に動画は進行。しかし部下たちは大声で時刻をうったえる「定時の大号令」や、バッグを抱え込んで帰宅の姿勢を崩さない「バッグホールド」などのスキルを駆使し、残業を回避していきます。

上司「残業、よろしく!」
部下「やっべー! もう定時かよ~!」と過剰にアピール
部下「今日じゃなくても大丈夫ですよね」
帰宅の姿勢を固持

 イスにジャケットを残し、まだオフィスにいるフリをして帰る、「変わり身ジャケット」など高度な手口も。たぶんロッカーに予備の服があるんでしょうね。急な着信が来たフリをして上司から逃げる「でんわ中がえり」なんて手もあります。

advertisement
上司「まだ会社にいるのかな。またあとで声かけよう」
実は既に帰ってました
急な着信を装って強引に帰宅

 「ほのめかシグナル」を使う女性社員は、午後になって急に化粧をキメキメにして、「今夜は用事があるオーラ」を全開に。それでも上司が残業を頼もうとすると、腕時計の時刻をアピールする「チラチラウォッチ」で断固拒否します。だんだん上司がかわいそうに見えてきた。

女性社員、つよい

 そもそも職場の「帰れないムード」の一因は、「上司より先に帰るのか」という“圧”にあると考えられます。そこを突いたのが最後の「スタンディングオツカレーション」。上司をグータッチで気持ちよく送り出し、全員が心置きなく帰宅できる状況を作り出します。どのスキルにしても、「通用するような職場だったら普通に帰れるのでは」といった疑問は否めません。ただ、残業の削減を目指すには、環境作りが大切なことだけはうかがえます。

「部長、お疲れ様です♪」
部長「みんな明日がんばろう!」。優しい世界
実はケーブルテレビ用STB(セットトップボックス)、「ケーブルプラスSTB」のPR動画でした

(沓澤真二)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  2. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  3. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  4. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  5. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  6. 夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
  7. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  8. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  9. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  10. 160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」