マンガ大賞授賞式に”ニワトリの被り物(超高額)”で出席 『BEASTARS』板垣巴留先生が作品以上にぶっ飛んでた
担当編集者はハイイロオオカミ「レゴシ」に扮して登場。
マンガ大賞2018に板垣巴留さんの『BEASTARS』が大賞に輝き、授賞式に板垣巴留先生がニワトリの被り物を着けて出席しました。このクオリティーは一体……!!??
週刊少年チャンピオン(秋田書店)で連載中の漫画『BEASTARS』は、擬人化した動物たちが全寮制のエリート校「チェリートン学園」を舞台に高校生活を送るというストーリー。
主人公でオスのハイイロオオカミ「レゴシ」やメスのウサギ「ハル」といった個性的な動物たちの日常がストーリーの主軸ですが、アルパカの「テム」が肉食獣に殺されてしまうという事件をきっかけで不穏な雰囲気に。肉食獣と草食獣との本能的な壁、種族を超えた動物たちの恋愛事情など、決して青春ものだけではない魅力が多くの読者の心をつかんでいます。
3月22日、ニッポン放送イマジンスタジオで行われた授賞式に登壇した板垣先生は「この格好と同じように変なマンガなので、受け入れてもらって驚きです」と喜びのコメント。板垣先生の言う“変な格好”とは、顔出しNGの板垣先生のために特注で作られたという被り物のことで、板垣先生がTwitterのアイコンにもしているメスのニワトリ「レゴム」をすさまじいクオリティーで再現しています。これは卵サンドの卵産んでる顔ですわ。
また同席した担当編集者さんもなぜか「レゴシ」の被り物で登場。こちらもレゴシの特徴的なたてがみがモフモフっと仕上がっています。
あまりにも出来が良かったので、ねとらぼ編集部が「クオリティーすごいですね~これ結構お高いのではないでしょうか」と何の気なしに聞いてみたところ、「2つで○○万円(※)でした、ハハッ」とのことでした。す、すごい……!!!!
※諸事情により伏せています
授賞式を終えた板垣先生はTwitterで「今日は凄い一日でした」と振り返りつつ、「今後の不安は大きくなりましたが、これからもっと面白い漫画を描くしかないですね…!てことで明日はネームなのでもう寝ます!ニッポン放送の皆さん、今日はお世話になりました」と今後の創作活動に意欲を見せました。
マンガ大賞は「誰かに薦めたいと思う“今一番フレッシュなマンガ”」をコンセプトに創設された賞で、これまでに『ちはやふる』『テルマエ・ロマエ』『3月のライオン』『ゴールデンカムイ』などが大賞を受賞しています。
(Kikka)
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