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「どんな絵にも描いた奴の努力は出る!」 東京五輪マスコットを描いた元“専門学校の先生”のエピソードに反響(1/2 ページ)

東京五輪のマスコットキャラクターをデザインした谷口亮さんとの思い出が描かれています。

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 イラストレーターのスイカ原(@suikahara)さんが専門学生のころに“先生”として出会った、東京五輪マスコットキャラクターをデザインした谷口亮さんとのエピソードを描いた漫画がTwitterで話題になっています

昔、デザイナー系専門学校の非常勤講師だった谷口先生との思い出

 マスコット発表会の記者会見でテレビに出ていた谷口先生にビックリしたスイカ原さん。以前から個性的な服装をしていたことや、笑うときは大声など、約13年前に通っていた専門学校の非常勤講師だった谷口さんの人柄と、その当時の授業を思い出します。

テレビに出ていた谷口先生にビックリしたスイカ原さん
13年前の当時の授業を思い出します

 授業の内容は、それぞれ自分の描き方で「オリジナルのマスコットキャラクターを描く」というもの。イラストの提出となる2回目の授業で、谷口さんから「次の授業で描いたキャラを公開評価するから」という言葉が出て教室から「エー!!」といやそうな声が上がるなか、スイカ原さんは少しドキドキしながらもイラストの続きにとりかかります。

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 すると、スイカ原さんのことを“田舎者”と笑っていた生徒がいち早く描けたことを報告。先生から雑なことを指摘されると、それは味だと主張し「ラフな感じを出すために 超 努力して 描きました!」と笑って答えます。

評価されることにドキドキしながらもうれしそうなスイカ原さん
田舎者とスイカ原さんをからかう生徒の作品を見る谷口先生
「大違い」な部分とは……?

 そこで谷口さんはスイカ原さんの絵をその生徒に見せ、同じ犬の絵でも「大違い」だと指摘。授業中にずっとしゃべっていた生徒の絵に「どこに努力したと?」と指摘し、スイカ原さんが下書きからペン入れにトレース、さらにミリペンで絵の枠を描いて、それから線を塗った前回の絵をコピーし、2回目の授業で納得いくまで何枚も色を塗っていた姿を挙げて「これが努力たい」と話します。

 他の人より作業に時間がかかっているけれど「これを続けたら原はいずれ短時間でもいい絵が描けるようになるったい!」と、努力することの意味を具体的に述べつつ、

「正しい描き方があるわけやない! 絵の世界は努力が評価されるわけやないし タレントが描いた絵が知名度で売れたり… 運もある 狙ってできん味やセンスも大事たい! ただな… どんな絵にも描いた奴の努力は出る! それは覚えとけ

 と、“超 努力”したと自称する生徒にきっぱり告げるのでした。心に刺さる言葉を熱く語る姿がかっこいい!

スイカ原さんの“努力”する姿をしっかりと見ていた谷口先生
魂のこもった言葉がかっこいい……!
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