風邪の時に目を閉じると万華鏡のようなものが見える? Twitterで「あるある」と共感の声集まる
眼科の先生に原因を聞いてみた。
胎盤JDさん(@kopiJd)がツイートした「小さい頃、風邪をひいたときに横になって目を閉じたら、まぶたの裏で模様が万華鏡のように動いて見えたことがある」という経験談に共感の声が集まっています。
イメージとしては、目を閉じると幾何学模様が動いているように見えるというもの。人によって見えるものは異なるようで、“赤や緑など色のついたものが円になったり伸びたりする現象”や“ミジンコのようなものが見える”といった現象も報告されています。
このような現象が起こる原因として、Twitterでは「毛細血管が見えている説」や「飛蚊症の症状による説」などが挙げられていますが、明確な答えは出ていません。なぜこのような現象が起こるのか、オンライン健康相談サービス「first call」の眼科医に話を聞きました。
「症状としては飛蚊症の一種だと思います。健常な方でも見える方は多く、特に風邪をひいた時に限った症状というわけではありません。通常は蚊が飛んでいるような小さな黒い点が見えることが多いですが、透明なごみのようなものが見える方もいます。特に風邪をひいた時などは、神経が過敏になっていたり、体が疲れていたりするので、万華鏡のような見え方をする方もいるかもしれません。基本的には放置していても問題ないものですが、黒い点やごみの様なものの数が急に増えたりした場合は早めに眼科を受診されることをおすすめします」
どうやら体の疲労などによって神経が過敏になることで、飛蚊症の症状が万華鏡のように見えてしまうのではいか、ということでした。眼の病気ではないようですが、症状が気になる場合は早めに眼科を受診するのがよさそうです。
(植木鉢)
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