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「自分にしか描けないもの」を描こうと手法を変えても先達にかなわない――切実な漫画に共感とはげましの声

優れた他人にかなわなくとも、描かれた絵は「作者にしか描けない」。

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 「自分にしか描けないもの」を求めてさまざまな手法を試したが、それぞれの先人にかなわなかった――そんな経験を描いた漫画がTwitterで共感を呼んでいます。

アナログでかなわなければ、デジタル作画で対抗、と意気込む作者ですが……?

 他人の見事な絵を見て、かなわないと自覚した胎子(ハラコ)さん(@anokono_onaka)。デジタル作画なら対抗できるかもと挑戦しますが、それはそれで上手なデジタル作品に圧倒され、やはりかなわないとめげてしまいます。

デジタルでも勝てなかった……

 それならばと、より早いスピードでの描画に挑んだり厚塗りで仕上げてみたり、自分にしかできないことを求めて新たな描き方に挑む投稿主。しかし、そのたびに自分を上回る描き手が現れ、とうとう「まいった」と降参してしまうのでした。新しい試みだと思っていたら、とっくに先達がいたなんてこと、よくありますしねえ……。

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速描きの世界にもすごい人が
誰も手を付けていないだろうと思っていた厚塗りの手法でも、既に優れた先人が

 「私みたいになるから、みなさんまわりと競争しすぎないでね」と、胎子さん。ツイートには、「上手すぎる人の絵を見て絶望した」「絵って他人と比べたら終わりな部分がけっこうある」など、似た経験をした人の反応が見られます。

 その一方で、「どんな描き方をしようと、『その絵は作者にしか描けない絵』」と指摘する優しい声も。「うまくなりたいのであれば、他人と比べずに過去の自分と比べよう」といったアドバイスも寄せられています。何事も上達への道は険しいので、まずは自己分析してから向上を目指すのが大切ということなのでしょう。

画像提供:胎子(ハラコ)さん(@anokono_onaka

(沓澤真二)

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