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相撲協会理事長「不適切な対応」と謝罪 救命処置中の女性に「土俵から降りて」のアナウンス

「人命にかかわる状況には不適切な対応でした」と述べています。

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 京都府舞鶴市で4月4日に行われた「大相撲舞鶴場所」で、土俵上で救命処置を行っている女性に「女性は土俵から降りてください」とのアナウンスがあった件(関連記事)について、相撲協会の八角理事長が「不適切な対応でした」と謝罪しました。


八角理事長のコメント

 この日あいさつのため土俵に上がった多々見良三舞鶴市長が途中で倒れ、観客席から女性が土俵に上がって救命処置を行いました。女性が心臓マッサージを行っている際に「女性は土俵から降りてください」とのアナウンスが数回にわたって行われ、「人命よりも伝統を重視するのか」と批判の声が上がっていました。

 八角理事長はアナウンスについて「行事が動転して呼びかけたもの」とし、「人命にかかわる状況には不適切な対応でした。深くお詫び申し上げます」と謝罪。救命処置を行った女性には「深く感謝申し上げます」と述べています。

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 舞鶴市に問い合わせたところ、市長はくも膜下出血で手術を受け、術後の容体は安定しており、今後は1カ月の入院治療になるとのことです。

多々見良三市長(市長の部屋から)

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