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阪神電車、沿線の新小学一年生に粋な入学祝い 「鉄道マナー下敷き」を無料配布

いい取り組み。次世代のファンも醸成できそうです。

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 阪神電気鉄道は4月5日、沿線の新小学一年生に「阪神電車オリジナル下敷き」を配布する施策を2018年度も実施すると発表しました。


沿線の新一年生に配布する「阪神電車オリジナル下敷き」(表面)

 この施策は、沿線の次世代を担う子どもたちに「成長に伴って利用機会が増えていく鉄道のさまざまなマナー」を伝え、考える機会を少しでも増やすことを目的に、2008年に開始。今回で11回目となります。配布対象は阪神電車沿線(一部を除く大阪市、尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市)の新一年生で、約2万枚を配布します。

 下敷きには「みんなが困るアカンを探せ!」と題し、マナーに関する良い例と悪い例の数々がイラストで描かれます。ただし「あえて正解は明示」しません。毎日見て、友達や家族、先生などとも話し合いながら考えることで「鉄道のマナー」や「自分自身でも物事を考えること」を学んでいけるようになっています。裏面は街に興味を持ち、地域について学ぶきっかけになる「阪神電車沿線マップ」が描かれます。

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裏面は阪神電車沿線マップ

 同社は、駅長が沿線の小学校へ出向き、マナーや鉄道の仕事などを教える「出前授業」なども併せて実施。今回の取り組みは「沿線を最重要エリアと位置付け、これからも住んでよかった街、働いてよかった街、訪れてよかった街であり続けるための沿線創造活動の一環」とし、全ての乗客に気持ちよく利用してもらえるよう、今後もマナー啓発活動に積極的に取り組むとしています。


阪神電車のWebサイト

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