友人と映画を同時再生してIQ3の感想を言い合う遠距離部活動 ゆるい雰囲気を紹介したマンガに共感の声
どんな作品でもゆるーく盛り上がる。
遠距離にいながら映画を同時再生し、友人とゆるい感想チャットを交わす“部活動”に、「私もずっとやりたかったやつー!」「楽しそうで最高」などの反響を呼んでいます。本当に仲よしじゃないとできないうらやましいやつだ……!
マンガを投稿したのはTwitterユーザーのmaruco(@marucoism)さん。部には3人のメンバーが所属していますが、住んでいる場所が違うので集まることはできません。それぞれが毎週決まった時間に1つの作品を同時に再生します。
活動は9年ほど継続していて、これまでに鑑賞した映画の本数は300本にも上るのだとか。「今日部活ある?」「来週はお休みでオネシアス」という会話から分かるように、出席を義務とする雰囲気もまったくありません。「一ヶ月くらい休む月もざら」なのだとか。
少し前まではレンタルビデオが貸し出し中だったりして、同じタイトルをみんなで用意するのに苦労したそうですが、今では動画配信サービスの登場で一緒に見るのも簡単に。鑑賞中は文字チャットで感想を言い合いますが、「中身のある会話は無い」と漫画内で明かしている通り、部活動といっても活動内容はとてもゆるいのでした。
最近見たという映画「バーフバリ 王の凱旋」では、終盤の儀式でデーヴァセーナを護衛するシーンで、「(ゲームの)護衛クエストっぽくてやだな」「護衛対象ってゆっくり歩くよね…」「わかる」といった会話を交わしています。頭に浮かんできたことをそのまま口に出してしまうような、アットホームな雰囲気ですね。
marucoさんはこの部活動について2つの良い所を紹介しています。1つは「上映中と上映後に感想を語れる事」。そしてもう1つは、映画の内容やジャンルが微妙でも「不思議と楽しく観られること」だそうです。
10年近く部活動が続いている理由についてmarucoさんは「曜日と時間は決めるけど優先順位は低く設定している」からではないかと分析していました。漫画を読んでいて、なんだかこちらまで入部してきたくなりますね。
画像提供:maruco(@marucoism)さん
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