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正しい心臓マッサージのやり方、覚えてます? 医師で漫画家の永田礼路さんによる解説イラストが分かりやすい

「アンパンマンのマーチ」を頭の中で歌いながら行うと良いそうです。

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 人命救助の際に行われる心臓マッサージ。学校などで教わる機会があったものの、やり方をよく覚えていない人も多いのでは? Twitter上では、医師で漫画家の永田礼路さん(@nagatarj)による解説イラストが、分かりやすいと好評を集めています。

修正版イラスト。ツイートしたものは、両手を重ねた状態で心臓マッサージを行っていますが、こちらは指を組んでいます。この方が力が入りやすいとのこと

 投稿した永田さんは医師でありながら、漫画家としても活動。専門的な知識を生かし、漫画「螺旋じかけの海」を手掛けています。「大相撲舞鶴場所」で救命活動を行っていた女性に対し、土俵から降りるようにアナウンスがあり問題になった一件(関連記事)を受け、「こんなにTVで蘇生処置の場面が流れるのも珍しいので、心肺蘇生法を覚えてもらう機会になれば」と、イラストを制作したそうです。

 倒れた人を目撃した直後の状況確認から、心臓マッサージのやり方までを紹介したもので、「ひざ立ちになり、みぞおちの上にある硬い骨(胸骨)を重ねた両手で押す」「手の真上に肩がくるくらいおおいかぶさり、腕をつっぱって体重をかける」など、言葉だけでは分かりにくい情報を、絵を使って一目で分かるように解説しています。

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 永田さんによれば、心臓マッサージでは胸が5センチへこむほどの強さで押す必要があるとのこと。しっかり力が出せるように正しい姿勢を覚えておくと、いざというときに役立つのではないでしょうか。

 また、押すペースは1分間に100回で、TVアニメ「アンパンマン」のOP曲「アンパンマンのマーチ」を頭の中で歌いながら行うと良いとのこと。テンポが合っているだけでなく、パニックになりそうな状況下でも「落ち着くし勇気でるのでオススメ」だとしています。

心肺蘇生法を使う機会は少なく、やり方を忘れてしまいがちですが、必要なときは突然やってくるもの

画像提供:永田礼路さん(@nagatarj

マッハ・キショ松

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