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これがメタルギアサヴァイブか 「ゆるキャン△」の解説をスネークにしてもらいたい、という思いを描いた漫画

キャンプは変わった……。

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 村光さん(@muramitsu_)による漫画、「スネークの解説付きでキャンプしたい」シリーズが人気を集めています。ゆるくないキャンプのプロによる熱い解説が、志摩リンたちを包み込む!

その1
その2
その3
その4

 この漫画は、テレビアニメ「ゆるキャン△」のナレーションが、「メタルギア・ソリッド」シリーズの「スネーク」と同じ大塚明夫さんの声だったことによるもの。「ゆるキャン△」の内容が女子高校生たちがキャンプを楽しむというタイトル通りの“緩い”内容だったため、大塚明夫さんの渋い声が一層印象に残りました。

 またナレーションだけでなく、主人公の1人である「志摩リン」の祖父も大塚明夫さんボイスのアウトドア好きであるのに対し、「スネーク」も単独敵地に乗り込む調査する“スニーキングミッション”というサバイバル生活に長けた男であった点も、多くの視聴者に2つの作品を結び付けさせました。

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 現在公開されているシリーズは、全部で4つ。どれもアニメ内に出てきたシーンのパロディーとなっています。

 その1は1話の松ぼっくりが着火剤になることを解説するシーンで、ナレーションのせりふの横にリアルで力強いスネークの顔が描かれています。ほのぼのとしたシーンもスネークの顔があるだけであら不思議、そこはまるで敵地ソ連。志摩リンがザ・ボスに見えてくるかもしれません。

で、味は? (スネークの迷言)

 その2は3話のカイロの貼り方。首の付け根、みぞおち、肩甲骨の間など太い血管が通っているところに貼ると効果的、と言いながらこの3カ所に「バシーン」「ドゴォ」「ズドッ」っとおよそカイロを貼っているとは思えぬ効果音付きで敵兵に貼ってあげています。なぜキャンプ場に敵兵が。

気絶しているんですが

 その3は、4話の大垣千明がダンボールをプチプチの上から巻いてみたシーン。ダンボールの暖かさにはしゃぐ千明が突如「ああ。そしてこうして巻かれてみるとこれが妙に落ち着くんだ……うまく言い表せないがいるべき所にいる安心感というか……人間はこうあるべきだという……確信に満ちた安らぎのようなものを感じる(※)」と語りだします。横にいたスネークは「いいセンスだ」と一言。

※「メタルギアソリッド3」でスネークがほぼこのままのセリフを言う。ダンボールをかぶって移動することで敵に見つからず進めるというシステムがあり、攻略上でも非常に重要な要素となっている。

スネークの魂が宿ってしまった

 その4は11話のすき焼きを作るシーン。スネークが鍋に牛脂を広げ牛肉に軽く火を通し、砂糖、しょうゆ、酒を入れてと調理を進めていきます。ひと煮立ちさせたら、鍋の中にしいたけ、えのき、ネギ、焼き豆腐、しらたき、ロシアヒラタケ(※)、オットンガエル(※)、オロシャヒカリダケ(※)、スパーッツア(※)、春菊を入れたところで「メタルギアソリッド3」の医師「パラメディック」から「今変なものを入れなかった?」と無線が入ります。スネークいわく、冗談とのこと。

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※全て「メタルギアソリッド3」に食材として登場するアイテム。オットンガエル以外は架空の存在。

いいですね
おっと?
おいしそう

 出来上がったら皆で食していきます。志摩リンが「きめ細やかでしっとりとした牛肉とつゆを十分に吸った春菊のほのかな苦味……」とその味に感動する横で「うますぎるー!」と絶叫するスネーク。志摩リン「うるせぇよ」。

一蹴される魂の叫び

 4作品とも非常に多くのリツイートやいいねを集めており、「メタルギアソリッド」と「ゆるキャン△」、両作品とも分かる人にはよく分かるたまらない作品となっていたようです。

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