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電子書店5社が「日本電子書店連合」を発足 読者への正規版購入と著者への収益還流を推進

政府の海賊版サイトに対するブロッキングなどを受けて。

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 電子書籍配信サイト「コミックシーモア」を提供するエヌ・ティ・ティ・ソルマーレが、電子書店4社と連携して発起人となり、「日本電子書店連合」(Japan E-Bookstore Association)を発足したと発表しました。電子書店として、業界関係者と連携し、健全な電子書籍市場の発展を目指すことを目的としています。

参加企業が提供する電子書籍サービス

 同連合に参加する4社は、以下の通り(かっこ内は主なサービス)。

  • アムタス(めちゃコミック)
  • イーブックイニシアティブジャパン(eBookJapan)
  • パピレス(Renta!)
  • ビーグリー(まんが王国)

 連合の主な活動内容は、以下の通りとしています。

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  1. 電子書籍読者への正規版購入の理解と啓蒙活動
  2. 電子書籍市場関係者との連携を含む海賊版サイト対策
  3. その他健全な市場発展を阻む事象への対応

 発表では、政府による海賊版サイトブロッキングなどの対策が検討されている一方で、読者に対する正規版購入への理解と啓蒙活動が不可欠であるとし、電子書店が率先して行うべき役割ではないかとしています。この課題を解決に向け関係各社が連携するのが、今回の団体設立の理由とのこと。

 また、正規版購入を促す取り組みを進め、利益を適切に還元することで出版社や著者の方々が創作活動に力を注ぐことのできる環境整備に尽くしていくとしています。

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