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広告配信のジーニー、「漫画村」など不正サイトへの広告を停止したと発表
OEM先の企業がジーニーのシステムを使い、「漫画村」などに広告を配信していた疑い。
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広告配信プラットフォーム「GenieeSSP」などを展開するジーニーは4月17日、政府が発表した海賊版サイトへの対応を受け、当該サイトにおける広告配信の停止措置を行ったと発表しました。「漫画村」や「Anitube」「MioMio」などの違法サイトで、同社が開発した広告配信システムが使われていたことを受けての対応とみられています。
同社の広告配信システムは他社にもOEM(※)提供されており、OEM先の企業が「漫画村」などのサイトに広告を出していた疑い。OEMとしてシステム提供する場合であっても、不正なサイトとの契約や配信は規約で禁止していたとのことですが、一方で、全ての提供プラットフォーム上での取引を把握することは難しく、「実態として不正の有無に関する明確な判断が難しいケース等もございます」とも説明しています。
※自社が開発したシステムを他社に提供すること
今後については、当該サイトへの配信が認められたOEM先に対し、不正媒体への配信が再発しないよう厳重に注意喚起するとともに、同様の利用規約違反が発覚した際には契約停止などの措置を講じていくとのこと。
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漫画村をはじめとする違法サイトを巡っては、主な資金源となっている「広告主」や「広告配信者」の責任を問う声もでてきており、同社についても「(OEM先とはいえ)漫画村で使われていることを知っていたのでは」など、一部で批判する声があがっていました。
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