ニュース

「パーでたたいて起こして」「それはできないよ」 うつで動けない母をひと言で救った息子が優しく頼もしい

お母さんは立ち直り、起き上がって朝食を作れたそうです。

advertisement

 うつを抱えた女性が、息子のひと言で救われ動けるようになった――そんな出来事をつづった漫画が感動的です。

新生活に伴う懸念でうつを引き起こし、動けなくなってしまったお母さん

 漫画をTwitterに投稿したのは進月(しんげつ)さん(@nisshingeppoui)。がん治療の経過や、春からの新生活について考えているうちに、ある朝倦怠感で起きられなくなってしまいました。息子に朝食をせがまれても身体が動かず、どうにもつらい状況です。

 そこで進月さんは、「ほほをパーでたたいて起こして」と頼んでみました。戸惑う息子に「アントニオ猪木の闘魂注入みたいなものだから」と説明しますが、幼い息子には伝わりません。それでも彼は試しに自分を軽くたたいてみると、「たたいたらお母さん痛いかな~とか考えちゃうから、それはできないよ……」とぽつり。優しい子だ……。

advertisement

 しばらく言葉を詰まらせたのち、「きみ、よい子に育ったね」と落涙する進月さん。「どうかそのまま大人になって好きな人を大切にしてね」と声をかけると、息子は「わかったぜ」と力強く答えるのでした。このあと進月さんは立ち直り、起きて朝食を作れたそうです。いろいろと大変なことを抱えていますが、優しい息子さんが支えてくれて頼もしいですね。

息子さんかっこいい
画像提供:進月(しんげつ)さん(@nisshingeppoui

(沓澤真二)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  2. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  3. 海で“謎の白い漂流物”を発見、すくいあげてみると…… 2億1000万再生された結末に「本当によかった」「ありがとう」【チュニジア】
  4. スーパーで売っていた半額のひん死カニを水槽に入れて半年後…… 愛情を感じる結末に「不覚にも泣いてしまいました」
  5. ワゴンに積まれていた“980円の激安デジカメ”→使ってみると…… まさかの仕上がりに「お得感がすごい」
  6. 難問の積分計算をホワイトボードに書き置きしておいたら……? 理系大学での出来事に「かっこいい」「数字でつながる感じいいな」の声 投稿者にその後を聞いた
  7. 「うおおおおお懐かしい!!」 ハードオフに3300円で売っていた“驚きの商品”が140万表示 「ガチのレアモンや……」
  8. 夫妻が41年ぶりに東京ディズニーランドへ→“同じ場所”での写真撮影時に「キャストの粋なサポート」明かす
  9. 「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
  10. 25年も放置されていたマツダの名車が…… ピカピカに磨き上げられた初代RX-7に「とてもかっこいいクルマ」「素晴らしい仕事をしたね」