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軍艦島デジタルミュージアムにMRコンテンツ新設 ゲームを通して炭鉱員の採掘を疑似体験できる

資料もMRならではの演出で鑑賞できます。

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 世界遺産・軍艦島(正式名「端島」)の歴史を伝える長崎県の軍艦島デジタルミュージアムが、4月20日にリニューアルを実施します。これに伴い、マイクロソフトのHoloLensを活用した常設型MR(複合現実)コンテンツを新設。参加者は炭鉱員となり、館内とCGが複合した空間の中で採掘などを体験できます。

HoloLensを装着して炭鉱員を体験
現実空間に資料が飛び出す、不思議な体験が可能

 MR空間はマスコットキャラクター「軍艦島のガンショーくん」が案内。つるはしでパネルを掘って石炭を探す、採掘ゲームに挑戦できます。パネルからはパワーアップアイテムや敵キャラクターが出てくることもあって、起伏のある展開が楽しめそう。複数人で同時に体験し、採掘量を競うこともできます。

空間に浮かぶ茶色のパネルを掘ると、石炭や敵が出てくる

 体験終了時には成績に応じた「MR炭鉱員認定証」がもらえます。これは近日リリース予定のiOS向けARアプリ「おさんぽガンショーくん」と連動し、読み込むとレアアイテムが手に入るとのこと。

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 プレイ時間は1時間程度で、終了後は館内を自由に観覧可能。島民の様子や資料が現実空間に飛び出す、MRならではの演出で鑑賞できます。

昭和の遊びを伝える展示も

 MRの体験料は1000円で、入館料込みで大人2800円、中高生2300円。13歳未満はMR利用不可で、入館のみ可能となっています(小学生800円、幼児500円)。

(沓澤真二)

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