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SF漫画『TWIN SIGNAL』、続編制作決定 作者に決意させたのは現実のAIとロボットの進歩

クラウドファンディングが早々に目標を達成し、漫画投稿プラットフォーム「メディバン」での連載が決定。旧作の無料配信も実施されています。

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 漫画『TWIN SIGNAL』の続編制作を支援するクラウドファンディングが、CAMPFIREで4月19日から始まりました。すると翌日には目標額の達成が確認。続編『TWIN SIGNAL Biennial(バイエニアル)』の、漫画や小説の投稿プラットフォーム「メディバン」での連載が確定しています。

目標額の400万円を早々に達成

 1992年に『月刊少年ガンガン』で連載を開始した『TWIN SIGNAL』は、大清水さちさんのデビュー作。小学生の音井信彦と、その兄としての人格を与えられた人型ロボット「シグナル」の触れ合いを軸に、人間社会とロボットの関係性を描いて好評を博しました。2000年に掲載誌を『月刊Gファンタジー』に変更し、2001年には約10年間の連載に幕。現在は外伝を含む全話がメディバンで無料配信されています。

 作者は最終回を迎えたのち、「続きはない、描かない」と表明していました。しかし近年のAIやロボットの進化を見ているうちに、「そろそろシグナルたちのような人間形態ロボットが生まれるのではないかと思うようになり、彼らの未来が見えた気がしました」と、続編の制作を決意した経緯をプロジェクトページで明かしています。

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 続編は前作の最終決戦から2年後の物語。頭脳集団「アトランダム」が、ロボットの一般社会への適用を計画するところから始まります。事故の後遺症で絶望する少女「マリアマリア」と、ロボットになりたい少年「シルト」の姉弟が、新たな主要人物として登場するとのことです。

続編のキャラクター案。前作の主要キャラも、成長した姿を見せています

(沓澤真二)

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