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「勇者は、ひどく赤面した」――これ何の作品? 角川文庫70周年、盛大な“ラスト一行”謎解きキャンペーンを展開

さらなる難問に全て正解すると、100冊の文庫が抽選で当たります。

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 「勇者は、ひどく赤面した」(太宰治『走れメロス』)や、「ナオミは今年二十三で私は三十六になります」(谷崎潤一郎『痴人の愛』)など、名作の「終わりの一行」を100冊分集めた角川文庫の広告が注目を集めています。

名作のラスト一行が100冊分(クリックで拡大)。キャンペーンサイトでは、スマートフォンでも読みやすい形式で掲載されています

 角川文庫70周年を記念した謎解きキャンペーン「カドナゾ」の一環で、一文から著者名と作品名を当てさせるという趣向。駅に貼られたポスター版を見た人からは、どんな話なのか想像力を刺激され秀逸であると好評です。

 ただし駅貼りポスター版では解答が併記されており、これは練習問題に過ぎません。キャンペーンサイトには「読書家への挑戦」として、難問の「超カドナゾ」が用意されています。

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初級編は「宮沢賢治著」と料理店を示すアイコンだけで答えが分かる程度に簡単

 問題は宮沢賢治作品や細田守『バケモノの子』、宮部みゆき『今夜は眠れない』など、13作品にちなんだ内容。パズル的な要素もありますが、出題元の作品への知識がないと解けないよう構成されています。5月31日までに全問正解すると、抽選で10人に角川文庫100冊が当たります。

難易度は徐々に上がっていき、出題元が未読だと見当も付かない内容に
上級編にもなると、出題元を伏せた難問が

(沓澤真二)

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