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「自分の写真を無断で使ったニセ広告が載っている」英金融専門家がFacebook訴える
ニセ広告を通報しても、数日または数週間放置されたとのこと。
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英国の金融専門家のマーティン・ルイスさんが、自分の写真や名前を無断で使用したニセ広告がFacebookに掲載されているとして、Facebookを訴えることを明らかにしました。
ルイスさんは高等法院でFacebookに対して名誉き損訴訟を起こし、懲罰的損害賠償金を求める意向。Facebookで過去1年の間に彼の写真を使ったニセの広告が50件以上出稿されており、その多くは一獲千金をうたうような詐欺の広告だったとしています。
ルイスさんはFacebookに対し、自分の写真を使ったニセ広告を掲載しないことや掲載前に確認するよう求めてきたものの、同社は広告を掲載し続けたとしています。さらにニセ広告を通報しても、数日または数週間放置されたと述べています。
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このような問題が起きている有名人は自分だけではないとルイスさんは語り、訴訟がFacebookにシステムを変えさせることを期待しているとしています。訴訟で得られた賠償金は詐欺対策に寄付するとのことです。
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