“卍村”にクマのキャラ……? 漫画アプリ「マンガワン」が漫画村を完全に煽りに来ている
既視感あるクマ……。
小学館の漫画アプリ「マンガワン」で連載中の『マハルとシーマ~愚連街日常譚~』(手石ロウ)が5月9日公開の第7話で、ある海賊版漫画サイトの運営者に漫画家が命を狙われる話を展開。その内容や告知画像が海賊版サイト「漫画村」をほうふつとさせるものになっており、Twitterでは「マンガワンが煽っているw」「攻めている」と一部で話題となっています。このクマのキャラ、見覚えがありすぎる……!
同作は漫画『愚連街』(手石ロウ)のスピンオフシリーズ。不良からマフィアまで全てのタチの悪い連中が集まる“愚連街”で、田舎から上京してきたヤンキー・天道マハルと一匹狼のチンピラ・シーマの日常を描いた物語です。
第7話では史上最悪の海賊版漫画サイト「卍村(マンジムラ)」が登場。その極悪ぶりを許せない女性漫画家が、身元不明の運営者のPCにハッキングして警察に情報提供したところ運営者にかぎつけられてしまったため、マハルとシーマに助けを求める話となっています。
卍村のキャラは「らりりまくりすてぃ」というクマ、おまけに棒付きキャンディを抱えて舌を出しており、「漫画村」とそのキャラ「らりっくま」の存在を知る人にはなかなか皮肉を感じる内容に。卍村の手下どもは、目に卍マークを浮かび上がらせながら襲いかかってくるなかなかヤバイ暴漢となっているのでご注目ください。
またマンガワンのトップページでは今回の話の告知画像を表示しているのですが、ひと目で「漫画村」をもじっているとわかるデザインに。Twitterでは「アプリを開いたら笑ってしまった」「マンガワンが漫画村煽りはじめた」と、大胆な告知画像に食いつく反応があがっています。
『マハルとシーマ~愚連街日常譚~』第7話はマンガワンのみで無料公開中、第1話も試し読みできます。
(C)手石ロウ/小学館
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