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1両まるまるフリースペース、女性専用席や個室も JR西日本が新しい長距離列車のデザイン公開(1/2 ページ)
各車両でデザインが違う斬新なレイアウト。
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JR西日本が新しい長距離列車の概要と車内デザインを発表しました。個室タイプのグリーン席、女性専用席のほか、一両まるごとフリースペースとする意欲的なコンセプトとなっています。
2018年5月23日にJR西日本が公開した「JR西日本グループ中期経営計画 2022」で明らかになったもので、新しい長距離列車は117系を改造した6両編成で、全車指定席(定員90人程度)での運行を想定。車内デザインのテーマは「多様性」「カジュアル」「くつろぎ」の3つを掲げています。
女性専用席を設置した2号車、家族連れの利用を想定したコンパートメント(個室)を設置した3号車、くつろげるフルフラットシートを設置した5号車が普通車として運用。
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4号車は大きなテーブルを備えたボックス席を複数用意してフリースペースとして開放するそうです。
1号車と6号車はグリーン車となっており、1号車はベッド化も可能な対面シート席を採用し、6号車は座席とフラットシートを組み合わせた個室(全5室)のみとなっています。
新しい長距離列車の運行エリアは京阪神から山陰方面、山陽方面で、2020年春の運行開始を目指しています。
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