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近代化産業遺産・曽木発電所遺構がダムの底から姿を現した 空撮したらファンタジックな風景が

カリオストロ感すごい。

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 明治時代の産業を伝える曽木発電所遺構(鹿児島県伊佐市)は、鶴田ダムの大鶴湖に沈んでいます。貯水位が下がる時期だけ現すその全ぼうを、モトブロガーのASUPARA(@asuparider)さんがドローンで撮影。中世ヨーロッパの居城跡を思わせる風景に、Twitterで感嘆の声が上がっています。

これが日本の風景だとは
裏手から見ると、保存のため補強されていることが分かる

 明治42年(1909年)に竣工した曽木発電所は、当時国内最大級の出力を誇った水力発電所。これを基盤に化学産業が興ったことから、日本化学工場発祥の地とも言われています。昭和40年(1965年)に鶴田ダムが完成した際に水没してしまいましたが、洪水に備えてダムが貯水位を下げる4~9月ごろにかけて、遺構の姿を見ることができます。

 リプライには、「ルパン三世 カリオストロの城」や「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」といった作品を連想する人が多数。ASUPARAさんは反響を受けて、動画も公開しています。本当にアニメやゲームで見た風景のよう。

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 なお、ASUPARAさんが鶴田ダム管理所に確認したところ、このあたりはドローンの飛行や撮影にあたって特別な申請などは不要とのこと。ただ、もし河川などでドローンを飛ばす場合は、事前に管理事務所に連絡し、必要であれば届け出を行ってほしいとのことでした。

画像提供:ASUPARA(@asuparider)さん

(沓澤真二)

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