ヨーグルトにぶっ刺すだけ！　ドライマンゴーを使った「マンゴーヨーグルト」がぬっとり濃厚なうまさ：ねとめし

　ヨーグルトにドライマンゴーを刺すだけで、最高にうまいデザートになるとTwitterで話題になっています。この投稿をしたのは、世界20カ国で刊行されている歴史ある美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ」で2018年＜期待の若手シェフ賞＞に選ばれた田村浩二さん。これは試すしかない。早速やってみよー！

　田村シェフの投稿によるとレシピは非常に簡単です。ブルガリアヨーグルトにドライマンゴーをそのまま刺します。すると、マンゴーはヨーグルトの水分を吸ってフレッシュ感が戻り、ヨーグルトは水分が抜けてギリシャヨーグルトのようになるそうです。寝る前に刺しておけば、翌朝には最高の朝食になります。

　ヨーグルトとドライマンゴーを買ってきました。ヨーグルトは他のメーカーのものでも問題ないそうです。

ドライマンゴーっておいしいんだね

　実は筆者はドライマンゴーを食べたことがありません。だって税込みで500円超えです。内容量はたった50グラムで。筆者ごときのステータスでは手が出せない食材でした。

　せっかくなのでドライマンゴーだけを味わってみます。

　うまー！！

　ドライマンゴーってこんなにうまいものだったのかあああ。ケチがたたって人生損した気分です。袋を開けるだけでマンゴーの香りがぷわわわーんと立ちのぼり、口に入れれば初恋のような甘酸っぱさ、かめばかむほど口の中はマンゴーの香り。うますぎるわあああああ。

ヨーグルトにそのままぶっ刺します

　ヨーグルト1パック（400グラム）にドライマンゴー5～6枚をぶっ刺します。

　容器よりもドライマンゴーが長かったので飛び出してしまいました。全体が漬かった方が良いかと思い、斜めにして埋め込みました。

　冷蔵庫で一晩寝かせます。明日が楽しみです。

うまい、うますぎるぞー

　翌日、ヨーグルトのふたを開けました！マンゴーがすこしふやけたでしょうか。

　中からは大きいメンマのような物体が出てきました。

　周囲のヨーグルトは拭い去る必要はないそうです。そのままカプっといただきます。

　マンゴーだあああ！

　これはおいしいです。食感はフレッシュなマンゴー。ぬるっとしてやわっとする独特なかみごたえが復活しています。そして味は生のマンゴーより濃厚。生のホタテより干しホタテの方が味が濃いのと同様です。ヨーグルトとも一体化していて、なんとおいしいんだろう。

ヨーグルトもおいしくなーる！

　ヨーグルトの方も水分が減ってギリシャヨーグルトのようにおいしくなるそうです。ここで、ごめんなさい。筆者はギリシャヨーグルトを食べるステータスになく、食べたことがありません。ネットで調べたら「製法が異なり、濃厚でクリーミーな食感なヨーグルト」だそうです。うーん、なんだかとってもハイスペック！

　確かに、ヨーグルトは少し固くなっているように感じます。

　ヨーグルトの味わいは元のヨーグルトのおいしさそのままです。さらにマンゴーの香りが少しつくので砂糖なしでも食べられそう。

ファイナルアンサーはマンゴーヨーグルトじゃね？

　ヨーグルトとマンゴーを一緒に食べたくなりました。マンゴーを刻み、ヨーグルトに混ぜます。

　これ、最高！

　これぞ最高の朝食でした。合うなんてもんじゃない。ティファニーで朝食感があります。クロワッサンとコーヒーとマンゴーヨーグルトなんて食べてたら、その瞬間、筆者の顔がオードリー・ヘプバーンになっているに違いない。筆者のステータスが100ランクほど上がりました。

　ネット上には、ドライマンゴーを一口大に切ってからヨーグルトに漬けているという声もありました。そのやり方なら簡単にマンゴーヨーグルトが楽しめますね！

　他のドライフルーツでも楽しめるそうですが、田村シェフの推しはマンゴーだそうです。マンゴー以外だとパイナップルがオススメなんだとか。ぜひ試してみてください。

（高橋ホイコ）