ゲーセンから盗まれた筐体の鍵を取り返す漫画が痛快 店員が思いついた執念の犯人発見方法とは?
人物を全てネコとして描く表現も好評です。
漫画家の後藤羽矢子(@hayakogoto)さんが、バイト先のゲームセンターから盗まれた、ゲームキー(筐体の鍵)を取り返した思い出を漫画化しました。少々不安感を誘う内容ですが、人物がネコにデフォルメされて描かれるかわいらしさと、テンポの良さですっきりと読めます。
ゲームキーは本来、店員がメンテナンスや基板の交換時などに使うもの。筐体を開けてスイッチにアクセスすれば、テスト用にクレジットを増やす(言い換えればタダで遊ぶ)こともできます。
後藤さんのバイト先では金庫にしまっておくルールでしたが、忙しい日に出し入れの手間を惜しみ、ついスタッフ用の棚にかけていたのが事件の発端に。カウンターの外側から少し身体を乗り出せば取れる位置にあったため、何者かに盗まれてしまったのです。このままでは不正に遊ばれてしまう……!
自分にも非があったため、店長からひどく怒られた後藤さんは、絶対取り返すと決意します。犯人は目的がゲームプレイである以上、いずれこの店に来るだろうと判断。こっそり監視するために、あり合わせの材料で潜望鏡を作ってしまいます。マスターキートンかよ。
翌日の夕方、店がにぎわい始めると、後藤さんと同僚はカウンターの下へ身を隠し、潜望鏡で店内の様子をうかがいます。すると常連の中学生に不審な動きが。あたりをちらちらうかがいつつ、荷物からゲームキーを取り出しました。お前らかー!
犯人を特定するやいなや、後藤さんたちは「こっるああ!!」とまっしぐら。俊敏な同僚の活躍で、見事に鍵を取り戻しました。なお、犯人への対応は店長の判断により、親を呼んで警告のうえ無期限入店禁止で落着したそうです。
漫画は痛快な展開もさることながら、ネコの描写もかわいいと評判に。「ネコ主体の漫画も読みたい」との声も寄せられています。
(沓澤真二)
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