ニュース
「はだしのゲン」コラの影響か 汐文社がイラストの転載に関する声明を発表
「基本的にお断り」とのこと。
advertisement
汐文社(ちょうぶんしゃ)が、「弊社書籍内のイラストの転載について」とするお知らせを公開しました。Twitterを中心に、「はだしのゲン」のコラージュが広まっていたことを受けてのものと思われます。
現在このコラージュの元となったシーンは、絵を描いているゲンの正面 → ゲンの後ろから描いている絵が見えるカット → ゲンが絵をビリビリに破く → 頭を抱えるゲン、という4コマで形成されているもの。コラージュでは主に、自分の趣味の良さを多くの人に伝えようとするものの、うまくいかない様子を表現するのに使われていました。
今回汐文社が発表したお知らせの内容は、以下の通り。
advertisement
弊社の見解は以下のようなものです。
1.下記にあるように、弊社は、弊社書籍内のイラストやマンガの転載は基本的にお断りしています。
(URL)
2.作品の著作権者が不利益を被るような内容であると弊社が判断した場合には、著作権者にお知らせしています。
URLのリンク先は、著作物の二次使用に関するよくある質問と回答がまとまったページ。「画像やイラストの転載について」の項目によると、「書内の見開き画像を掲載する場合」は「著作権者の許諾が必要です」と、「書内のイラストやカットの一部分を掲載する場合」は「基本的にお断りしています」となっています。
関連記事
「はだしのゲン」を自由に読ませて ネットで署名活動始まる
松江市教育委員会による閉架措置に対し、撤回を求める署名が8500件集まっています。Web漫画「原爆に遭った少女の話」が話題 祖母の体験を孫が描いて公開
GyaO!では「はだしのゲン」を無料配信中。「はだしのゲン」になりきって化粧品をガチレビュー コスメ総合サイトに謎の猛者が現る
この下地、ジャンジャンジャガイモサツマイモじゃ。「日本酒入門」騒動でエイ出版が謝罪 「二次使用の許諾確認に不手際があった」
すでに全冊回収が決定しています。ニュースサイト「BUZZAP!」、押井守作品の違法アップロード動画を記事で紹介 「大胆なことされますね」と押井メルマガが指摘
YouTubeに違法アップロードされていたOVA作品「天使のたまご」を記事に埋め込んでいた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.