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「いたいよー!」 6匹の赤ちゃんリスのしっぽが樹液で絡まり救助される

保護団体によると年に1~2回はあるのだとか。

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 6匹の赤ちゃんリスのしっぽが絡みあい動けなくなっていたところを、保護団体が救助する事件が米ネブラスカ州のオマハで発生しました。他の5匹にしっぽを引っぱられるのは、想像するだけで痛そう……!

 巣の中でもみ合いになったときに樹液が付着し、しっぽが絡まってしまった6匹の赤ちゃんリスたち。木の上から降ろして鎮痛剤を打ち、タオルで視界を暗くしてリラックスしている間に、樹液が絡んだしっぽの毛皮を切りとる処置を施したそうです。処置は1時間掛かったものの、無事に救助されました。

6匹のリスが動けない状態に

 6匹の赤ちゃんリスは米ウィスコンシン州のエルクホーンという街で、住民のクレイグ・ラットマンさんにより発見。木の上でリスたちはそれぞれ別の方向に進もうとしており、しっぽが絡まって悲鳴を上げていたとラットマンさんは語ります。

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木の上で止まっています

 リスたちを保護したネブラスカ・ヒューマン・ソサエティーは、専任のスタッフ150人を抱える大きな保護団体。同団体によると、野生のリスのしっぽが絡まるケースは年に1~2回はあるそうです。今回の件は、何匹か傷ついた部位の手術が必要ですが、6匹全員を数週間で野生に戻す計画が立てられています。6匹とも無事に野生へ戻れますように。

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