ニュース

開発中止のホラーゲーム「Year Of The Ladybug」がアートブックとして復活 クラウドファンディングで人気を集める

この先の開発再開の期待も高まります……!

advertisement

 世界中から期待を集めるも開発中止となってしまったホラーゲーム「Year Of The Ladybug(以下、YOTL)」が、クラウドファンディングサイトindiegogoにてアートブックという形で登場し再び注目を集めています

「Year Of The Ladybug」アートブックについて説明した動画

 同作は2016年に公開されたコンセプトアートが「狂気に満ちている」とネット上で広く話題になり、その恐ろしくも美しい異質な世界観からゲーム化へ期待の声が上がっていました(関連記事)。主な舞台が近未来の病院であることや、三人称視点のサバイバルホラーといった方向性もすでに決まっていたようですが、その1年後の2017年1月に開発が中止になったことが公式Facebookで報告されました(関連記事)。

一度見たら忘れない「血溜りの上に浮かぶ上半身だけの女性」(indiegogo
SAN値が下がりそうなものを見せつける変質者的な男性(indiegogo

 今回の企画は、同作の開発元Mint Mentis Studiosのアートディレクターで、Game Hiveのリードアーティスト・Dave Kang氏がプロジェクトオーナーとなり始動。クラウドファンディングのページでは日本語でも経緯などについて説明していて、「(前略)2017年の下旬に、私はついに区切りをつけ、このYOTLゲーム化のプロジェクトを終わらせ、アートブックを作ろうと決意しました」と、一旦ゲーム開発について意図的に中止にしたことが述べられています。

advertisement

 またYOTLにおけるアートについては、同作のすべてではないものの、作り上げたホラー世界の構想の大きな部分だと説明。そして、作ったアートブックはデベロッパーに接触する際の公式の宣伝資料として使用するということが書かれています。さらにゲーム化について「また一歩近づけるように」とあるので、これをきっかけに開発再開へとつながるかもしれません。

“彼女・彼ら”との戦いの様子をうかがえるコンセプトアートも(indiegogo
独特の世界観とイラストです(indiegogo

 Dave Kang氏のツイートによると、わずか3日で目標金額の3000ドルを突破したそうで、6月17日現在は1万4000ドル以上と、目標の5倍近い支援を集める人気となっています。

Dave Kang氏のTwitterではさまざまなアートが公開中です
日本語でも支援を呼びかけています

 アートブックは印刷された紙媒体の場合は68ドル(約7500円)、PDFなら18ドル(約1990円)の支援コースで手に入ります。他にも、自分の悪魔化した肖像画を描いてもらえる40ドル(約4400円)の支援コースも用意されています(いずれも配送料別)。

「Year Of The Ladybug」の日本語版公式動画(2016年9月に公開)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  2. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  3. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  4. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  5. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  6. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  7. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  8. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  9. 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
  10. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!