東京ゲームショウ2017では専門学校ブースの学生によるゲーム出展も大盛況。中でも目を引いていたのが、VRトイレホラーゲーム「パニック オン ザ 便器」。本物の便器を使った臨場感満点のトイレVRが楽しめます。
会場内に設置された個室トイレ風のプレイブース。プレイヤーは実際にドアを開けて便座に座り、VRゴーグルを装着。個室内は側面から見えるようになっているため、会場内の通路から丸見えという形。便座に座っているのに横を人が通っていくというなんだか落ち着かない気分が味わえます。
VR空間内にはプレイブースとほぼ同じ大きさのトイレが再現されており、左右にはなぜか電動ノコギリが設置されています。どうやらプレイヤーは何者かによりトイレ内に監禁され、謎を解かなければ殺されてしまうデスゲームに参加させられている設定のようです。目の前のドアには数字を入力するパネルが設置されており、左右の壁に貼られた図形などのヒントを元に暗号を解読していくというゲーム内容。
現実の学生スタッフが「トイレの外の協力者」役として参加し、壁の暗号内容をスタッフと協力して解いていくことになります。暗号は図形や数字を組み合わせたものになっており、落ち着いて正確な内容をスタッフに伝えることが脱出する鍵。……なのですが、筆者は2つ目の暗号を伝え終わる前にタイムアップ。画面が血の色に染まってしまいました。考えうる限り最悪の死に場所ですね……。
ゲームを制作したのはバンタンゲームアカデミーの学生たち。ブースにいた、ディレクター/プランナーを務めたマンドラゴラ植田さんに伺ったところ、メインで制作に関わったスタッフは6人。制作期間は意外にも短く、企画から完成までの期間は1カ月程度だったそうです。なお便器を使ったセットについては「専門の業者にお願いしました」とのことでした。
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