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「未確認の情報むやみに拡散しないで」大阪府が地震デマに注意喚起 「シマウマ脱走」など悪ふざけも
明らかに悪意を持って拡散していると思われるデマも。
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6月18日に発生し最大震度6弱を観測した大阪北部地震を受けて、大阪府は同日、公式サイトにて「事実と異なる情報にご注意ください」とのお知らせを掲載しました。
Twitterでは地震後、「京セラドームに亀裂」「京阪電鉄が脱線した」など多数のデマが拡散。中には「震度6強でシマウマ脱走」など、熊本地震での「動物園からライオン脱走」デマに便乗したようなツイートも見られました。
大阪府のお知らせでは、こうした事態を受けて「情報の発信元にはご注意いただき、信頼できる情報かどうか、十分に確認をしてください」と呼びかけ。また「未確認の情報はむやみに拡散しないでください」とも注意を促しています。
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通常、デマそのものが罪に問われることはまれですが、前述の「ライオン脱走」デマの投稿者は後日、熊本市動植物園への業務妨害で逮捕されています。緊急時のデマは救助の遅れなどを招くケースもあり、拡散に加担してしまわないように注意が必要です。
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冷静な行動を。
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