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セネガル戦、ゴール裏のジャンピングヘッド動画が世界中で拡散 カカロニ・菅谷「反射的に『オッケェ!』と叫んでヘディングした」

圧倒的存在感。

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 深夜の日本を熱狂させたワールドカップ日本対セネガル戦。1-1で迎えた試合後半、ゴール裏に外れたセネガルのシュートをスタンドで華麗にヘディング・クリアした日本人サポーターの動画がSNSで拡散されています。

この存在感

 普通なら避けるかキャッチしそうな強烈なシュートを、このサポーターはなぜか全力のジャンピングヘッドでクリア。しかも服装が上半身裸な上に、胸に「16強」とマジックで書かれている絵面の力強さから一躍注目の的になりました。

 動画は日本以外でも話題になっており、ブラジルのサッカーメディアDoentes por Futebolによる「HAHAHA 日本のベスト・ストライカーは観客席にいた」という動画付きツイートは50万回以上再生されています。

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海外のメディアも注目
高校の同級生だというサッカー選手の畑尾大翔さんもSNSで反応

 実はこのサポーター、サッカー観戦のためにロシアを訪れていたお笑いコンビ・カカロニの菅谷直弘さんでした。無類のサッカーファンで、ドイツ代表・サネ選手のモノマネ芸でも知られる菅谷さん(※サネ選手は残念ながら本大会ドイツ代表落選)。動画がSNSを賑わせていることはすぐに本人にも伝わったようで、菅谷さんはTwitterで「なんか僕のクリアーがバズってるみたいでありがとうございます!!」と投稿しています。

 せっかくなので、あのファインプレーについて菅谷さん本人に語ってもらいました。


――ナイスクリアでした!

菅谷:ボールが来た時は試合に気持ちが入ってたので反射的にヘディングで跳ね返さねば! と思い「オッケェ!」と叫んでヘディングしてました。

――学生時代はサッカーをやられていたそうですね。

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菅谷:部活で15年間やってましたが、ずっと補欠でスタミナだけめっちゃあるみたいなタイプの選手でした。

――ツイートで、ユニフォームと横断幕をなくして、「試合前日に急きょ作った」と書かれていました。よく材料がそろいましたね。

菅谷:ゲートフラッグ(横断幕)は空港で紛失しまして、ユニフォームはコロンビア人と交換してしまいました。飲み屋で会ったロシア人に相談したら、ロシア版ユザワヤみたいなところを3件くらい歩いて探してくれて買えました! ペンはロシア版ダイソーみたいなとこで買いました。

まさかの紛失

――日本とドイツの代表にメッセージをお願いします。

菅谷:セネガル戦は少ないチャンスを決めきって2度も追い付くなんて、日本代表ではあまり見たことのない試合だったので大興奮でした! このまま粘り強く戦って、16強と言わず、もっと上まで駆け上がってください!!

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 ドイツ代表もスウェーデン戦は興奮しました! あの勢いでどんどん勝ち進んでください! ただ、あの試合展開、サネがいたらもっと楽に戦えた気がするんですが……。

サネ選手の姿で海外メディアのインタビューに答える菅谷さん

 まさかあの「16強」の文字に、偶然知り合ったロシア人との友情秘話があったとは……! ベスト16進出がかかる次の1戦、引き続き試合の行方と、ゴール裏の様子に注目していきたいところです。

W杯を満喫している様子の菅谷さん
横断幕&「16強」の文字は前日飲み屋で知り合ったロシアの人の協力で完成
やはりペンで直書きでした

画像提供:カカロニ 菅谷(@sugayazinho)さん

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