ダークファンタジーのラスボス感ある……! 海外のアーティストが作った巨大な幽霊船が思わず息をのむかっこよさ(1/2 ページ)
恐怖を感じる優美な“終末の方舟”に圧倒されよ!
海外のアーティストがInstagramに投稿した、ラスボス感のある巨大な幽霊船の造形作品が思わず息をのむ美しさとかっこよさです。見れば見るほど心引かれる独特な世界観。
現世ではない“夜の世界”を航行していそうなダークな雰囲気漂う作品で、大きさはなんと長さ7.5×幅2.5フィート(230×76センチ)。畏怖の念を抱くと同時に、実際にこの目で見てみたい衝動に駆られるアーティスティックな外観をしています。全体から隅々までこだわりが感じられる造形美が素晴らしい。
特にファンタジー好きやゴシック好きにはたまらないであろう世界観で、よく見ると船の下につかまるような巨大な骸骨がいたり、多くのドクロが並べられたりしています。そして乗っている“彼ら”は明らかに人ではなく、数え切れないほどさまざまな種類がいるのにビックリします。見えないはずの“乗組員”が見えてしまったような感覚にも陥る不気味さがまた良い……。
作者はミクストメディア彫刻家のJason Stievaさん(@shallowgravestudios)。同作品は「Gothic Times Series」という自身が生み出している作品シリーズの1つで、タイトルは「“Leviathan” Ark of the Apocalypse(訳:リヴァイアサン 終末の方舟)」。ガレージセールやアンティークショップ、フリーマーケットなどで集めた材料で作っていて、完成にはおよそ14カ月かかったとのことです。
ちなみにJasonさんの本業はタトゥーアーティストで、タトゥースタジオ「Sinful Inflictions」でオーナーをしています。別のInstagramアカウント(@jasonstieva)では実際に彫ったタトゥーアートを公開していて、こちらでもそのダークで独特な世界観の片鱗を見ることができます。
作品が巨大なだけに、乗せている台も特注のテーブルとなっています。ギャラリーで展示されている写真では、他にも同様にダークで優美な船の造形作品が飾られていて、それらの左右には世界観を増幅させるような大きめのドクロも。これら「Gothic Times Series」作品はInstagramで公開されているので、気になった人はのぞいてみるとよりこの闇の世界に浸れるでしょう。
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