バイクのようでクルマのような何か ドイツが生んだ変態マシン「アウディ・コルタ」が広島で目撃される
オーナーによる改造でさらにヤバイ。
バイクとクルマを合体させたような見た目の不思議なマシンが目撃され、ネット上で話題になっています。これはバイクなのか? クルマなのか?
写真を投稿したのはTwitterユーザー・とったかさん(@tottaka)。広島北部をドライブしているときに見かけ、その強烈すぎるインパクトに惹かれて追跡し、オーナーに声をかけて撮影させてもらったそうです。その気持ち、よく分かる。
バイクなのか、クルマなのか。よく分からない謎のマシンの正体は「アウディ・コルタ(CORDA 2.5 Turbo)」という希少車。バイクとサイドカーという組み合わせに見えますが、3WD(3輪駆動)という非常に珍しい駆動方式を採用しているため、正確にはトライクに区別されます。
コルタはアウディの拠点であるドイツで10台ほど生産され、日本では2、3台の目撃情報があがっている程度。ネット上で検索してもほとんど情報が出てこない謎の多いマシンですが、YouTubeに原型を確認できる映像がありました。
広島で発見されたコルタはもともとの見た目と比べて、かなりカスタムされているようですが、写真を投稿したとったかさんによると、これはオーナー自らが施したものだそうです。写真を撮らせてもらいながら聞いたところで「リアのマフラー部分にLEDが仕込まれている」など、各所に手が加えられているそうです。
ネット上では漫画「AKIRA」に登場した金田バイクのようだという声もあれば、旧ジオン軍のモビルアーマー「ヴァル・ヴァロ」みたいだという声も。オーナーさんが腕によりをかけたカスタムのインパクトは絶大だったようです。
ちなみに現在は「BlackBullMotors」という海外メーカーに引き継がれており、現在も新モデルがわずかに生産されている模様。公式サイトではサンプル写真がいくつか公開されており、基本的な仕様(3WD、最大4人乗りなど)はそのままに特徴的なシフトレバーが排除され、計器類もデジタル化されるなど、一部はリニューアルされているようです。
関連記事
後ろ姿がたまらん 旧ドイツ軍用バイク「BMW R75」をエレガントに変身させた「ブラックファントム」の色気がヤバイ
どこまでも追いかけたい。“走る2億円”ハーレー限定モデルがやばい ダイヤ360個に指輪、高級腕時計を埋め込んだ石油王仕様
ダイヤモンド360個ってどういうことなの……。素材はゼノモーフの死体!? プレデターがタイ王国に出現、禍々しいエイリアンバイクで爆走
何匹のゼノモーフが生贄になったのか。原付バイクを改造した消防車両 本隊に先行して現場へ、状況確認や初期消火で迅速な展開に期待
小型の消火ユニットを搭載した原付。うぉぉぉ、このカタチでこの現代に「新車」で登場 “戦時中”デザイン「Royal Enfield Classic 500 Pegasus Edition」がカッコよすぎ
イギリスの老舗バイクメーカーの「新作」。【写真19枚】
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.