「赤とんぼ」も「おどるポンポコリン」も　童謡誕生100年記念、大正から現代まで240曲収録したCD-BOX発売

　日本コロムビアは大正から現代までの童謡を厳選した8枚組のCD-BOX「童謡百年の歩み ～メディアの変容と子ども文化～」を7月1日に発売しました。日本で初めて楽譜の付いた童謡を掲載した児童文学誌「赤い鳥」の創刊から100年を迎えることを記念した商品です。収録曲は全240曲、価格は2万3148円です。

　収録されている童謡は、雑誌メディアから生まれた童謡（DISC-1～3）、視聴覚メディアから生まれた童謡（DISC-4～6）、メディアによって時空を超えた童謡（DISC-7～8）の各カテゴリにわかれています。メディアの変遷と童謡の発展を追う構成で、童話生誕100年をつづった集大成といえる内容になっています。

　「春の小川」「赤とんぼ」などの哀愁を感じさせる童謡だけでなく「およげ！たいやきくん」「おどるポンポコリン」といったテレビを通じて親しまれた童謡も収録。「大きな古時計」「クラリネットをこわしちゃった」などの欧米で生まれ、日本で広まった楽曲も含まれています。

　また関連商品として、大人への童謡「みんなの童謡～心に響く思いでの名曲たち～」（1500円）と、子どもへの童謡「みんなのどうよう～未来に歌い継ぎたい名曲たち～」（1500円）の2タイトルを同時発売。デビューから45周年をむかえる、ダ・カーポのヒットアルバムをベストな選曲でリニューアルした「童謡＆抒情歌 ファンタジーベスト-明日への贈りもの-」（2500円）も発売され、童謡誕生100年を記念した4タイトル同時リリースとなっています。

価格は税別

（カナブンさん）