レトロすぎる見た目に最新機能、こりゃ渋い「スーパーカブ C125」 もう「60歳」初代モチーフの新型車(1/2 ページ)
この「青白ツートン」がいい! うずうずと乗りたくなってくるカッコよさです。2018年9月14日発売。
本田技研工業(ホンダ)は6月28日、スーパーカブ(関連記事)をベースに各種装備の充実を図った上級車種「スーパーカブ C125」を発表しました。2018年9月14日に発売します。価格は39万9600円(税込)です。
スーパーカブ C125は、「現代の都市交通環境やライフスタイルとの調和を図ったパーソナルコミューター」として開発されたスーパーカブシリーズの上級車種。1958年に発売されたスーパーカブシリーズの初代モデル「スーパーカブ C100」の発売60年(2018年8月)と、世界生産台数1億台の達成を記念したコンセプトモデルとして東京モーターショー2017(関連記事)などに参考展示していましたが、待望の市販化が決まったことになります。
車体は2017年にモデルチェンジした「スーパーカブ 110」(関連記事)をベースに、運転しやすく工夫した「鳥が翼を広げたような形状」のハンドルとフロントフォークまでを一体とした「ユニットステア」備え、オールドタイプの「ホンダウイングエンブレム」を装着します。初代モデルの渋いデザイントーンをそのままに、現代ふうにもアレンジされた絶妙なデザインに仕上げました。
搭載エンジンは9.7馬力の4ストロークの124cc空冷単気筒。車両区分は第二種原動機付自転車(原付二種)で、運転には小型限定以上の自動二輪免許が必要です。歴代のスーパーカブと同様にクラッチ操作を省いた「自動遠心式クラッチ」と呼ぶ変速機構を備え、AT限定の自動二輪免許でも運転できます。燃費はリッター66.1キロ(WMTCモード値)です。
単なる復刻モデルではなく上質感を追求したモデルとして、各種装備も充実しています。動力性能の向上に合わせてヘッドパイプ回りの構成部品やエンジンハンガーの剛性を高めたほか、前輪にはディスクブレーキを採用。二輪車用のスマートキーシステム「Honda SMART Keyシステム」、LEDヘッドライト、クロームメッキパーツを配した専用メーター、切削加工仕上げのアルミキャストホイールなどを標準装備します。
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