本田技研工業(ホンダ)は10月19日、ロングセラーバイク「スーパーカブ」4シリーズをモデルチェンジし、11月10日に発売すると発表しました。
ラインアップは排気量50ccの「スーパーカブ50」、排気量110ccの「スーパーカブ110」、これらに大型のカゴとリアキャリアを標準装備したビジネスモデル「スーパーカブ50 プロ」「スーパーカブ110 プロ」の4シリーズ。それぞれ、生産拠点をこれまでの中国から日本の熊本製作所に戻し、メイドインジャパンモデルとして展開されます。
新型は、一目で「スーパーカブだ」と分かるデザインアイデンティティーはそのままに、レッグシート部分などに滑らかな曲線を取り入れてスッキリと洗練化。ヘッドライトも省エネで長寿命のLED型に変更されました。一方で、空冷単気筒の4ストロークエンジンや自動遠心式クラッチによる独特の変速機構など、スーパーカブならではの特徴は継承されます。排ガス規制への対応困難などを理由に車種の生産終了が相次いでいますが、新型スーパーカブは2段キャタライザー式マフラーなどによって平成28年排ガス規制に対応しています。
カラーバリエーションも豊富に用意。スーパーカブ50はパールシャイニングイエロー、バージンベージュ、ムーンストーンシルバーメタリック-U、タスマニアグリーンメタリック、アーベインデニムブルーメタリックの5色。スーパーカブ110はグリントウェーブブルーメタリック、クラシカルホワイト、バージンベージュ、タスマニアグリーンメタリック、アーベインデニムブルーメタリックの5色で展開されます。
価格は、スーパーカブ50が21万5000円(税別、以下同)から。スーパーカブ110が25万5000円から。「プロ」はそれぞれ同型からプラス2万1000円増。
併せて、スーパーカブシリーズの世界累計1億台達成(2017年10月)を記念した特別サイトも開設。第一弾として「スーパーカブスペシャル壁紙」が公開されています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- なつかしのホンダ「スーパーカブ」がカプセルトイに 消防・警察・出前用など全6種
なじみ深い旧式モデルを再現しています。 - 乗り物として初 ホンダの「スーパーカブ」の形状が立体商標として特許登録
工業製品全般としても極めて異例。 - あの「倒れないバイク」に、かっこよくなった新型 ホンダが東京モーターショーで展示
かっこよくなり、電動バイクに。 - 『ばくおん!!』仕様の公式痛バイク現る 価格は95万円
モーターサイクルショー東京2015で公開展示した、佐倉羽音仕様の「ホンダ CBR250R レッド」と鈴乃木凛仕様の「スズキ GSR250F ブラック」。購入特典としてグッズや雑誌1年分、ebookJapanの電子図書券、プロカメラマンによるスナップ写真データがつく。 - ホンダが金田のバイクみたいな「Honda Chopper」を発表
乗り心地がどうかはとりあえず置いておこう。まずは、このフォルムが素敵じゃないか!