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「生理は病気じゃない。走りなさい」 つらさを分かってくれない女性教師の思い出描いた実録漫画に反響

他人と自分は同じではない。想像力が必要。

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 生理痛のつらさを女性の保健体育教師に分かってもらえなかったという実録漫画に共感の声が集まっています。「『男性は生理痛の辛さを解ってくれない』とよく言われますが、男性だろうと女性だろうと人の痛みを理解できないと言う人間は一定数いるんだなと思った」――こんなコメントを添えて、作者のくう(@yuduki_emi)さんは漫画をTwitterに投稿しています。

つらいのに……

 漫画はくうさんがキリスト教系の高校に通っていたころの出来事を描いたもの。くうさんは、礼拝中に生理痛で倒れて保健室に運ばれたことがあるほど生理が重かったそうです。次は体育の授業なのに生理痛でぐったりする彼女を、友人たちは「大丈夫? 次体育だけど…」「ムリだよ! 先生に言って休ませてもらいなよ!」と心配します。

 しかし、保健体育の女性教師は「生理は病気じゃない。走りなさい」。その発言に「こいつほんとに女!? ていうか保健体育教える資格持つ人!!?」とくうさんはあ然とします。

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体調不良を訴えても「走れ」という女性教師……

 鎮痛剤が効いてきたから何とか……とゲッソリしながらも体育のマラソンに参加するくうさん。友人が「走んなくていいよ!!」「一緒に歩こ!!!」「マラソン嫌いだから最初から歩くつもりだったの!!」と声をかけてくれ、2人で3キロのコースを2時間かけて歩いたのだそうです。

持つべきものは友人!

 教師は「学校最低記録」と怒りますが、くうさんと友人は「やったー! 歴史に名を残したね!!」と楽しそうな様子。教師はあきれて何も言えない感じだったそうです。友人のおかげで「ちょっぴり楽しい思い出になっている」としつつも「生理痛は病気じゃない。3キロ走れと言った体育教師のことは一生忘れないと思います」とくうさん結んでいます。

トラウマになりますよね

 生理の重さはもちろんのこと、体調に関する変化は当人しか分からないことも。それでも、根性論のようなものを信じていたり、「○○は病気じゃない」と、体調不良を訴える人に寄り添えない人もいるんですよね……。

 漫画を読んだ読者からは、生理痛がひどかったのに強制的にマラソンに参加させられたなど、同様の体験をしたという共感の声がたくさん寄せられています。

画像提供:くう(@yuduki_emi)さん



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