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「蚊は気温35度以上だと活動しない」とTwitterで話題に アース製薬に本当か聞いてみた
「30度を超えると動きがにぶくなる」との回答。あくまでも動きがにぶくなるだけで、葉の裏などに潜んでいるので油断は禁物。
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猛暑が続く今日このごろ、「蚊は気温が35度以上だと活動できない」とするツイートが、「言われてみれば最近あまり刺されていない」「だから夕方刺されるのか」など、大きな反響を呼んでいます。暑いのも困りますが、本当なら不幸中の幸いでちょっとうれしい。
編集部がアース製薬に確認したところ、「蚊は気温25~30度のときが一番活発。30度を超えると動きがにぶくなる」との回答。ツイートの内容と近いものとなっていました。蚊は暑さですぐ死ぬわけではありませんが、昼間の活動が活発といわれるヤブ蚊ですら動きがにぶるそうです。
ただし広報担当者は、「蚊は暑いとき植木の葉裏などの日陰に身を潜めている」とも。日が落ちて気温が下がればまた広く活動を始めるので、無防備でいいわけではありません。同社の特設サイト「アース害虫駆除なんでも事典」では、蚊の生態や対策、日本脳炎やデング熱などの害といった知識がまとめられています。
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また、「足首から下を除菌すると蚊に狙われにくくなる」という情報も、発見者の田上大喜さんがTBS「マツコの知らない世界」(7月17日放送分)に出演したことで話題となっています。暑さで蚊が弱っているとはいえ、外出の際は虫よけ対策を。
(沓澤真二)
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夏が勝負。
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