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人の子育てを見学して「親の理不尽」の正体が見えた気がした(1/2 ページ)
親に頼るしかない子どもと、子どもの望み全部には応えられない親。
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こんにちは。指圧師の斎藤充博です。先日『子育てでカラダが限界なんですがどうすればいいですか?』という、子育てしている人のセルフケア本を作りました。
といっても、僕自身には子育て経験はありません。そこで、この本を作るにあたっていろいろな人の「子育ての様子」を見せてもらいました。
子育ての様子はとてもおもしろかったです。本の中では具体的なエピソードは扱わなかったので、コミックエッセイにさせてもらいました。
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子どもって欲望がハッキリしているのに、かなえる手段が親に頼るしかないんですね。だから親への訴えかけは必死です。大人が報酬のために必死で仕事をするのと一緒。
でも親だって子どもの欲望を全部かなえられるわけじゃない。子どもは不満そうですが、親もちょっとつらそうでした。
思い出せば、自分が小さいころにも親に抱いていた不満もこんな感じだったと思います。こういう理不尽の中で親子の関係って作られていくんだなあ……。
ちなみに取材の結果できた拙著『子育てでカラダが限界なんですがどうすればいいですか?』は子育ての「身体の疲れ」のみにフォーカスした本です。こういう大いなる矛盾の解決策は一つも書いてありません。
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