時速400キロ以上を叩き出す!? F40デザイン手がけたピニンファリーナが謎のスーパーEV「PF0」をチラ見せ(1/2 ページ)
静止状態から時速100キロまで約2秒。
歴代フェラーリのデザインを手がけてきたイタリアのピニンファリーナが、最高時速400キロを超えるというスーパーEV(電気自動車)「PF0」の発表を予告しました。
正式発表に先駆けて、3枚のデザインスケッチを公式Facebookにて公開しており、そのシルエットからは、エンジンルームがないEVならではの低く流れるようなボディ形状が見て取れます。
静止状態から時速100キロまで約2秒で達するという驚異的な加速力、最高速度は時速400キロを超えるなど、想定スペックはEV時代のハイパーカーと呼ぶに相応しい性能となっており、ピニンファリーナは“EVのF1”とも呼ばれる「フォーミュラE」のマシン開発にも携わっているだけに、モータースポーツを通して得た技術のフィードバックにも期待する声があがっています。
イタリアではピニンファリーナのように、自動車のボディのデザインや製造を専門に行う業者のことを「カロッツェリア」と呼びます。
社内にデザイン部門を抱える自動車メーカーが増え、近年そのあり方は変わりつつあり、ピニンファリーナと並んで有名なカロッツェリアの1つで、先日GT-Rとのコラボ(関連記事)を発表した「イタルデザイン」が自社ブランドのスーパーカー「ZeroUno」を売り出すなど、カロッツェリア自身が主体となる動きが出てきています。
ピニンファリーナによる初の市販車ブランド「Automobili Pininfarina」第1弾となるスーパーEV「PF0」はどのようなクルマに仕上がるのか。価格は2億円以上とも噂されていますが、発売時期は2020年を予定しており、そう遠くないうちに全貌が明らかになりそうですね。
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