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「日本一賢い小学生」はこんな問題を解いている! 名門・灘中学の入試、解けますか?(2/2 ページ)

あなたは日本一賢い小学生に勝てますか?

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解説

 第2週は全て7以上の数字なので、最初から7を引いて考えましょう。代わりに、目指す数字81は7減らしておけばいいのです。

 81-7=74なので、目指す数字は74です。

 第3週の数字は全て14以上なので14引いておき、代わりに目指す数字は74-14=60とします。第4週も21を引き、第5週も28を引いておきます。目指す数字は60-21-28=11になります

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 日曜日は全て0、月曜日は全て1、……という風になり、かなりスッキリしました。同じ曜日からは数字を選ばないというルールですから、同じ数字は選べません。

つまりこの問題はこう言い換えることができます。「0,1,2,3,4,5,6の中から異なる5つを選んで、合計が11になるようにしなさい」

 この問題は工夫すればすぐ解けます。

 0+1+2+3+4+5+6=21なので、7つを足すと目標より10大きくなってしまうことが分かります。ここから2つ取り除いて10減らせばいいのです。そのような選び方は4と6しかありません。確認すると0+1+2+3+5=11となっていて、あっていますね。

 よって、4が書かれている木曜日と、6が書かれている土曜日を選ばないようにすれば81を作ることができると分かります。正解は「木曜日と土曜日」でした。

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 複雑に見える問題文を1ステップずつ簡単な問題に落とし込んでいく力が問われる問題でした。不可能に思える高い壁も少しずつ崩すと超えられる。名門・灘中学校が求める人材はこうした「社会に出ても必要な能力」を持つ人材なのかもしれません。

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