Twitterの投稿からAIが映画をおすすめ 名作からとんでもないのまで出会えそうな「TSUTAYA AI」がスタート
コマンドー実況民はやっぱりコマンドーを激推しされるのでしょうか。
TSUTAYAが、Twitterの投稿から人工知能(AI)でおすすめの映画を教えてくれる「TSUTAYA AI」のサービスを開始しました。人工知能を活用することで、一人一人にマッチしたえりすぐりの名作をおすすめしてくれるとのこと。
使い方は、公式ページにアクセスしてTwitter連携を行い、Twitterアカウントを入力するだけ。「TSUTAYA AI」があなたの趣味嗜好に合わせた映画20作品を、ランキング形式でレコメンドしてくれます。見たい映画を知れるだけでなく、Twitterにレコメンド結果を投稿してフォロワーと一緒にタイムラインで盛り上がれます。
従来のレコメンドではユーザーの「閲覧データ」や「購買履歴」をもとに関連作品のおすすめを行っていましたが、「TSUTAYA AI」は、Twitterの投稿文章からユーザーの趣味嗜好や興味関心を読み解き映画のレコメンドを行います。 そのため、TSUTAYAの会員データや履歴データが必要なく、また映画について直接言及していなくても、ライフスタイル傾向から最適な映画作品を提案できるとのこと。
レコメンドの基となるTwitter上の言語データを正確に解析するため、「TSUTAYA AI」は若者言葉や、顔文字・絵文字も含めた72万種類の単語を認識できるほか、機械学習によってそれぞれの単語が持つ「意味」を、単語と文章の持つ意味合いの両方から正しく認識。さらに統計学に基づき、作品1本ごとに“ユーザーがその作品を好きである確率”を計算します。
実際試してみた感じだと、渋めの洋画が多めにおすすめされる傾向にありました。単語の意味なども理解しているとのことなので、コマンドー実況民ならコマンドーが激推しされたり、バルスしまくっている人ならラピュタがおすすめされたりするかもしれません。
なお、都内のTSUTAYA数店舗では、堀江貴文さんやきゃりーぱみゅぱみゅといった著名人の「TSUTAYA AI」解析結果を店頭に掲示します。9月末からは、全国でも展開する予定とのこと。
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