ニュース
JR阪和線、台風で線路内の電柱倒れる 5日朝の通勤ラッシュ「運行本数5割に減らす」
電柱が倒れて電車の上に。
advertisement
JR西日本が管理する阪和線にて、台風21号の暴風によって電柱が倒れる被害が発生。これにより9月5日の朝、通勤ラッシュ時の運行本数を通常の5割程度まで減らすという緊急対応が発表されています。
JR西日本の運行情報を伝える公式Twitterによると、被害が発生している現場は線路内。複数の線路をまたぐ、鉄道用の電柱が倒れ、停車中の電車の上にのしかかっている様子を撮影した写真が公開されています。
ここだけではなく、路線内で同様に電柱が倒れているという報告が複数あるようで、「車両の移動が出来ないことから十分な輸送力が確保できない状況」として、9月5日朝の通勤時間帯の運行本数を「通常の5割程度で運転する予定」であると伝えています。
advertisement
阪和線は大阪の中心部にある天王寺駅から、大阪と和歌山の県境すぐにある和歌山駅までを結ぶ路線で、大阪の南部から中心部を結ぶ鉄道の大動脈といえる路線。特に天王寺駅はOsaka Metro、近畿日本鉄道、阪堺電車と接続しているターミナル駅であり、1日平均14万人ほどが利用しています。これはJR西日本の利用客数ランキングで第3位という規模です。
関連記事
吹き飛ぶ屋根、割れる窓、転がる車 台風21号の影響で各地に甚大な被害、SNSに投稿続く
厳重な警戒を。大阪市で最大瞬間風速47.4メートル 45メートル以上を観測するのは半世紀ぶり
和歌山市では瞬間最大風速57.4メートルにも。【台風21号接近】JR西の京阪神エリア、9月4日は「早朝から一部区間運休」「10時までに在来線全線で運休」
十分な警戒を。JR四国、予讃線全線の復旧を完了 9月13日に運転再開へ 平成30年7月豪雨で被害
卯之町~宇和島駅間がついに再開。運転再開謝恩きっぷ「特急自由席3日間乗り放題きっぷ」も発売。関西空港、海上に孤立 台風21号で滑走路が冠水、連絡橋はタンカー追突で分断され復旧めど立たず
台風21号の影響で大きな被害が出ています。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.