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キリスト新聞社が「聖書ラノベ新人賞」開催 「キリスト教を批判してもいいの?」「大丈夫だ、問題ない」

イーノックかて。

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 キリスト新聞社が、第2回「キリスト新聞社 聖書ラノベ新人賞」を開催すると発表しました。ライトノベルレーベルの創刊にともない開催されるもので、大賞受賞者は同社刊の雑誌「Ministry(ミニストリー)」誌での連載が確約されます。

 一般の小説だけでなく、チャットノベルでの応募も可能。聖書・教会・キリスト教をモチーフにしつつ、楽しみながら理解を深められるような作品を求めているとのこと。雑誌連載の反響次第で、ライトノベルとしての刊行を検討するとしています。

 また、募集ページに「よくある質問」が記載されているのですが、こちらがなかなか個性的なことになっています。

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キリスト教を批判してもいいの?
大丈夫だ、問題ない。
キリスト教を布教するための原稿ではなく、エンタメ作品として純粋に楽しめる原稿をこそ求む。

そうは言ってもキリストを批判するわけにはいかないでしょ?
大丈夫だ、問題ない。
キリスト教の神はそんなことで怒るほど了見が狭くない。

サタンを主人公にしてもいいの?
大丈夫だ、問題ない。
面白いもの、今までにないもの、斬新なものをこそ求む。大賞を受賞したら世界の半分をお前にやろう。

ブッダを出してもいいの?
大丈夫だ、問題ない。
神でも仏でも大統領でも戦国大名でも基本的には何でもアリだ。ただし、国際的な禁忌に触れる事柄だけは注意してほしい(削除もやむを得ない)。

異端や正統など注意しなくていいの?
大丈夫だ、問題ない。
そんな些末なことを気にする暇があったらもっと面白さを追求せよ。

キリスト教徒である必要はないの?
大丈夫だ、問題ない。
応募要項にもあるように、「宗教不問、改宗不要」が大原則。

無宗教でもいいですか?
大丈夫だ、問題ない。
そんなこと言いつつ、みんな何らかの「推し」を崇敬・信奉しているはず。

チャットノベルで投稿してもいいの?
大丈夫だ、問題ない。
むしろ原稿審査では読みやすいし、事前に多くの人に読んでもらえるのも利点。大賞受賞後、雑誌連載をする際には、小説原稿にしてもらう予定。いずれにせよ改稿作業はするので、応募の段階では無問題。

 なぜか全体的にイーノックが憑依していますが、とても分りやすいですね。

 応募条件は特になく、宗教不問、改宗不要、プロアマ不問。キャラクターと物語の目的が分かる最初の1章分(あるいはプロローグ)部分だけが分かれば投稿可能で、1章は1万字以上が目安となります。

 募集期間は2018年9月12日~2019年1月10日。NOVEL DAYS上で作品を執筆し、「聖書ラノベ新人賞2」(2は全角限定)のタグを付ければ応募となります。「連載中」でも「完結」でもどちらでもOKとのこと。

 選考結果は、2019年2月発行の「Ministry」第40号で発表。大賞受賞賞品は雑誌連載が確約され、無事に1巻分の連載が完了すると、読者からの反響次第で著者と相談のうえライトノベルとして刊行するとしています。

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